- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【朝日杯FS】2歳世代も女王の戴冠式
2018/12/15(土)
日曜阪神11R 朝日杯フューチュリティS(G1)(芝1600m)
◎本命馬 |
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②グランアレグリア 牝2、美浦・藤沢和厩舎、ルメール騎手 |
阪神JFではルメール騎手が香港へ行くので不在、ならば対牡馬であっても敢えてルメールが乗れる朝日杯へ。ひと昔前なら考えられない理由だが、今はこれが当たり前と受け取られるほど、ローテーションの状況が変化した。そして何より、牝馬のレベルが上がっている。時計面での高レベルレースに牝馬限定戦が挙がることは珍しくない。
しかも、年を重ねるよりも、若駒の方が牡牝の差がなくなることはよく知られていることだ。3歳牝馬がJCに挑むよりも、ハードルはかなり低い。38年ぶりばかりが取り沙汰されるが、阪神JFの存在のために強い牝馬がこちらに回ってこなかっただけのこと。これまでも、牝馬が勝ったであろうケースは少なくない。ならば素直に②グランアレグリア本命でいいだろう。
そもそも、過去4年で3勝しているディープインパクト産駒。今年は唯一の同産駒がこの馬となった。サウジアラビアRCの勝ち方は破格で、性別については問題なし。新馬戦での時計レベルもこれまた破格で、ダノンファンタジーを問題にしなかった。しいて不安点を探せば、新馬戦は15頭立ての14番、前走が8頭立てで、この頭数での2番ゲートでもしスタートをミスった場合がどうなるか。この1点だけだろう。
$お宝馬 |
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⑮エメラルファイト |
当初はひいらぎ賞に出走する予定だったが、ニシノデイジーを始めとする札幌2歳S組の好走続出により、強気にここへ挑むことになったとのこと。その意気や良しだ。
クロフネ×スペシャルウィークという配合は、2014年3着のクラリティスカイと同じ(のちのNHKマイルC馬)。鬼門の前走オープン特別組ではあるが、押さえは必要な血統構成だ。
相手上位は⑪ケイデンスコール、⑥アドマイヤマーズ、④ドゴール。押さえに⑤マイネルサーパス、⑭ファンタジスト。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。