- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【京都記念】冬はスタミナランナーの季節
2019/2/9(土)
日曜京都11R 京都記念(G2)(芝2200m)
◎本命馬 |
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②ノーブルマーズ (牡6、栗東・宮本厩舎、高倉騎手) |
2400mの日経新春杯もそうだが、2200mの京都記念も、スタミナとパワーの要求度が大きいレースだ。冬の京都古馬中距離戦はステイヤーの適性に傾くことが多い。
過去の京都記念好走馬にも、アサクサキングス、ジャガーメイル、トーセンラー、ヒルノダムール、ベールドインパクト、デスペラード、クリンチャーなど3000m以上の重賞(菊花賞、天皇賞春、ステイヤーズSなど)での好走実績馬(京都記念好走後も含む)が名を多く連ねている。
また意外なのは、ディープインパクト産駒とステイゴールド産駒の不振。近10年の京都記念では、ディープインパクト産駒が1勝だけ、ハープスターやジェンティルドンナらの1番人気が着外に落ちている。ステイゴールドも8走して連対なし。そもそも、冬の京都の芝2200自体があまりよろしくない。
スタミナ血統で、かつ非ディープ、非ステイということを踏まえると、3000m級の出走経験はないが、現役種牡馬屈指の長距離型ジャングルポケット産駒で、母の父シルヴァーホーク(トウカイトリックの母父でもあった)の②ノーブルマーズが最も連対馬のイメージにふさわしいとみる。
$お宝馬 |
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④ケントオー |
前走も穴馬としてここで推したが、引き続き。とにかく京都外回りのダンスインザダークの、かつての相性の良さに賭けたい。できればひと雨ほしいところだが……。
上位評価は⑪タイムフライヤー、⑧ダンビュライト。押さえに⑦パフォーマプロミス、⑩ステイフーリッシュ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。