水上学の血統トレジャーハンティング

月曜東京11R クイーンC(G3)(芝1600m)

◎本命馬
⑥ビーチサンバ
(牝3、栗東・友道厩舎、福永騎手)

はじめにおことわりしておくが、代替競馬となり、土曜に出走予定の関西馬は、いつもと違う状況に置かれており、軽い運動しかできない。3歳牝馬ということもあり、当日のテンションがいつもの競馬以上に重要だ。最終決断は当日パドックをチェックしてからにしていただきたい。ここではそうした要素を考えず、通常のサイクルでの見解を述べることにする。

クイーンCの好走馬の血統を見ると、意外にもパワー型の配合、かつ早熟型の血筋が多い。⑥ビーチサンバがベストだろう。父はダート兼用のクロフネで、7年前の1着馬、3年前の3着馬、2年前の2着馬を出している。また4分の3同血の姉ライラプスもこのレースを制している。

能力ならクロノジェネシスなのだが、すでに十分賞金を積んでいることもあり対抗としたい。ただ、ビーチサンバもそうだが、共に関西馬ですでに東京の経験もあるのに、わざわざこの時期に使いに来る意図は今イチ見えてこない。

$お宝馬
⑦カレンブーケドール

母ソラリオがチリの名牝という、日本では希少価値のある牝系。父ディープインパクトと、ダート兼用である母の父ストームキャット系との配合は、キズナやリアルスティールなどを出した相性の良い組み合わせだ。こちらは賞金的にメイチ。お宝馬というほどの人気薄ではないが。この頭数なのでご容赦願いたい。

上位評価はもちろん⑨クロノジェネシス。あとは押さえで③ミリオンドリームズ

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