水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R フェブラリーS(G1)(ダート1600m)

◎本命馬
③ゴールドドリーム
(牡6、栗東・平田厩舎、ルメール騎手)

ダート界に新旧交代の足音は確かに近づいている。しかし、何度考えても新興勢力の馬たちは、それぞれ大きな不安点を抱えている。しかも土曜のオッズを見て驚いた。1番人気はこれしかないと考えていた③ゴールドドリームが、なんと前売りで4倍台。2倍台前半のインティとの差を見て、むしろゴールドドリームから入る方が妙味があると判断した。

一昨年1着、去年2着のこの馬に、今更説明は要らない。このレースと相性抜群のゴールドアリュール産駒、母父はフレンチデピュティ、一族にはジェイドロバリー。一頓挫あった前走2着から、今度はここを見据えて万全のはずだ。

$お宝馬
②ユラノト

外枠を引いたらクインズサターンと決めていたが、不運なことに1枠1番。ならば幅広い適性を誇る②ユラノトを推す。フェブラリーSは、前半3Fが34秒台に速まると、マイル以下の実績馬&前走根岸S上位馬、近走中距離凡走馬などのスピード馬が好走し、反対にスローになると中距離馬が差し込んでくる傾向がある。

今年はサクセスエナジーのテンが速く、好位から流れ込んだ馬が上位に残る可能性が高いとみた。ならば根岸S先行差し、かつ父も母も東京芝マイルのG1馬という、スピードと切れを活かせるこの配合が穴を空けていい。鞍上にはぜひ強気に前前の競馬をしていただきたい。

上位評価はマイルの方がなお良い血統の⑪コパノキッキング⑥インティ①クインズサターン。押さえに⑭オメガパフューム、サクセスブロッケンの甥で逃げ粘りが侮れない⑤サクセスエナジー⑦サンライズノヴァ

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