- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【スプリングS・結論】今年は大物、それとも?
2019/3/16(土)
日曜中山11R スプリングS(G2)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑫タガノディアマンテ 牡3、栗東・鮫島厩舎、田辺騎手 |
アンライバルド、オルフェーヴル、ロゴタイプ、キタサンブラックと1年おきに勝ち馬からクラシックホースを送り出してきたレース。ここ2年も、G2ハンターとなりつつあるウインブライト、秋のマイル王ステルヴィオが勝ち、去年の2着エポカドーロは皐月賞馬に。今年は果たしてこのラインナップに名を連ねる馬が出るかどうか、興味深い一戦だ。
今年は父がこのレースを勝ってから3冠へはばたいたオルフェーヴル産駒、⑫タガノディアマンテから入る。
小回りも問題なく、坂の有無も問わず、馬ごみも気にしないタフなタイプ。ダート兼用牝系だけに、上がりが掛かるコースもプラス。そもそもコスモカレンドゥラとヒシイグアス、そして内を引いて出していくであろうファンタジストがいるので、スローからの上がり勝負にはならないだろう。ただ、きさらぎ賞ほど動かしやすいレースにはならない。前走の出負けがたまたまであることを祈るのみ。
$お宝馬 |
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⑥コスモカレンドゥラ |
レースを引っ張る1頭、コスモカレンドゥラがお宝馬だ。近走はずっと人気以上に走り、大崩れもしていない。2番手からの競馬もできるが、その場合は逃げ馬に息を入れさせない展開に持ち込むはず。前に行って粘り込めるしぶとさは十分。叔父にフジキセキがいる血統で、中山が悪かろうはずがない。距離短縮もベターだ。
上位評価は⑧ヒシイグアス、⑬シークレットラン。押さえに②クリノガウディー、③ユニコーンライオン、⑮ロジャーバローズ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。