- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【大阪杯・結論】オレがヤル、俺が勝つ
2019/3/30(土)
日曜阪神11R 大阪杯(G1)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑪ペルシアンナイト 牡5、栗東・池江厩舎、Mデムーロ騎手 |
タイトルは阪神タイガースの今年のキャッチフレーズをもじったもの。不格好な勝ち方とはいえ、金曜の開幕サヨナラ勝ちで大阪のファンは沸いたことだろう。
さて日曜の大阪は競馬で沸く。昇格3年目の大阪杯の主役に指名したのは⑪ペルシアンナイトだ。
内回りとあって、持続力のあるタイプが好走。母父が馬力、ダート寄り血統が好走の多くを占めているが、この馬は叔父がダート王ゴールドアリュール。またハービンジャー産駒が今開催の阪神2000mで2勝、2着1回、3着1回と適性を発揮していることも大きい。さらにペルシアンナイト自身、叩くと一変するのは一目瞭然のタイプだ。
さらに、G2時代からリピーターの多いレース。このあとに香港を控えている馬、間隔が空いた馬も多く、ここへ絞っている感のある点にも好感が持てる。
$お宝馬 |
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③アルアイン |
この馬もここが目標だろう。勝負弱さはあるが、器用さの裏返し。使える脚が短く、内回り向きだ。母方は生粋のダート血統。
去年は3着だったが、そのあと香港遠征があった。今年は大阪杯に専念。さらに走ってくる可能性が大きいとみる。
上位評価は⑦ブラストワンピース、⑧サングレーザー、⑨エアウィンザー。押さえは⑫ステルヴィオ、④エポカドーロ、⑥キセキ。
なお来週火曜は今週末の回顧、そして水曜夕方は桜花賞特集を公開する予定だ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。