水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R フローラS(G2)(芝2000m)

◎本命馬
⑱フェアリーポルカ
牝3、栗東・西村厩舎、和田騎手

桜花賞馬グランアレグリアは早々にNHKマイルC出走を発表。そして2歳女王ダノンファンタジーに成長力で翳りが見え、またクロノジェネシスもシゲルピンクダイヤも2400がベターとは思えない。今年はここから台頭する馬にもオークスのチャンスがあるかもしれない。

大外枠は決してプラスではないが、⑱フェアリーポルカにここだけでなく本番も含めての期待をかけたい。
例年なら、春の東京開幕週は芝を長く設定し、力の要る、時計があまり出ない馬場が続いていた。しかし今日土曜の競馬を見ると、3月から4月上旬の低温で、芝が伸びていない。草丈は短く、直線向かい風にもかかわらず速い時計が連発した。

例年の好走傾向からも、君子蘭賞組、そして父か母父キングマンボ系は浮上するのだが、これを共に満たす上に、君子蘭賞を過去10年の最速時計で勝ってきた事実が大きい。速い馬場への適性は間違いなくある。

$お宝馬
⑬フォークテイル

速い馬場に強いロードカナロア産駒、しかも半兄にアルバート、近親にはインティライミやアロマティコもいるパワー兼備の牝系。ここまでの2戦を見ると広いコースがベターで、休み明けでも動けるタイプ。人気の盲点か。

上位評価は⑫エアジーン②シャドウディーヴァ。押さえは⑧パッシングスルー④ウィクトーリア⑩セラピア⑥ウインゼノビア

なお火曜には今週末の回顧、そして水曜は天皇賞(春)の出走馬分析を、リニューアルしてアップする予定だ。お楽しみに。発売中の拙著新刊「爆穴ハンティング(秀和システム刊)」もよろしくお願い致します。

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