- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
-
本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
-
本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【新潟大賞典・結論】越後路にも遅めの春を
2019/4/28(日)
月曜新潟11R 新潟大賞典(G3)(芝外2000m)
◎$本命馬&お宝馬 |
---|
③ランガディア (牡5、美浦・木村厩舎、戸崎騎手) |
3日間開催に合わせて時期が1週繰り上げられたが、レース傾向は変わらないだろう。直線が日本一長いコース、末脚、それも一瞬の切れではなく持続力あるパワフルな末脚を使える馬に向くコースだ。
しかも、日曜に1日空いたとはいえ、土曜は大雨の中で終日競馬が行われ、芝は初日から土の塊や泥が跳ねあがっていた。春先の寒さで芝も伸びていないようで、馬場は早くも荒れている。そんな馬場への適性も問われるだろう。
人気の盲点となりそうなのが③ランガディア。本命兼お宝馬に指名したい。5歳にして重賞初制覇、遅咲きの才能を開花させるはずだ。
自身が昨夏、道悪の新潟外回りで好位から脚を伸ばして勝ち切ったように、キングカメハメハ産駒は高速馬場も悪くはないが、本質はスピードより底力、持続力の種牡馬。そして直線はできれば平坦の方が切れ味を発揮できる。ジリジリ伸びてトップに入るタイプのために、急坂でギアチェンジを求められる必要のないコースの方がいいのだ。加えてランガディアは、ダイナカール牝系の超良血でもある。
同じキングカメハメハ産駒で人気の6番もいるが、1キロとはいえ斤量が重いことに加え、切れすぎることが少し不安で、印は対抗…。ただ、オッズの妙味で③ランガディアを強調したいというのが本音だ。
相手筆頭はもちろんその⑥ロシュフォール。続いて⑩エアアンセム、⑦アストラエンブレム。押さえは⑤メートルダール、⑯ルックトゥワイス、④スズカデヴィアス、①ミッキースワロー、⑫アウトライアーズ。手広く攻めて穴狙い。
水上さんの最新著書!amazonでのお求めはコチラから(外部リンクです)
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。