- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【京都新聞杯・結論】西のダークホース?
2019/5/3(金)
土曜京都11R 京都新聞杯(G2)(芝2200m)
◎本命馬 |
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⑬ヒーリングマインド (牡3、栗東・松田厩舎、池添騎手) |
昭和の競馬でこの時期になると決まって競馬紙に踊ったのが「関西の秘密兵器」という文字。レース体系、情報量が当時から著しく変化して今では、秘密という概念が消え去り死語となった。
今年のダービーは、このままならサートゥルナーリア一色になることが予想される。皐月賞上位馬以外の馬を買うとしたら、それはこれまた懐かしい言葉だが「ダークホース」。まばゆい太陽に紛れて見えづらい星を探し、複穴とする手はあるだろうし、また去年ここに出走していた馬を見れば、ユーキャンスマイルにグローリーヴェイズ……。秋以降に輝く星になり得る素材は潜んでいるかもしれない。今年狙うは⑬ヒーリングマインドだ。
今の上がりの速い京都外回りに求められる能力を、近2走上がり最速で満たす。父タニノギムレットの産駒からはハギノハイブリッド、クレスコグランドと2頭の勝ち馬を出しているし、近親にはディーマジェスティがいる。速い馬場でこそ切れる血統と考える。
アザレア賞勝ち馬と相性の良い青葉賞ではなく、ダービーを想定して輸送が重なるのを避けてこちらへ絞ったと思われる臨戦にも好感。奥のある晩成型血統で、今後含めて期待したい。
$お宝馬 |
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⑫レッドジェニアル |
新馬戦で出遅れながら、勝ったサトノソロモンを上がり最速で0秒1差まで追い詰めた。そのサトノソロモンがここで人気の一角なら、複穴として決して無理筋ではないだろう。
加えて直線平坦の方が良さそうな戦績。母レッドアゲートはフラワーC2着からフローラSを勝った馬、京都外回りでは日経新春杯で12番人気3着に大健闘していた。この時季も、このコースにも適性が高い母の血に期待。さらに高速馬場向きのダート要素も、母方に強く入っている。
相手上位は③ロジャーバローズ、④ブレイキングドーン。押さえに⑦タガノディアマンテ、①オールイズウェル、⑥サトノソロモン。
明日はもちろんNHKマイルC。2強の壁は高そうだが、お宝馬ではなんとか一角を崩す可能性を秘めた馬を紹介したい。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。