- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【京王杯SC・最終結論】3度目の正直
2019/5/10(金)
土曜東京11R 京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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⑥ロジクライ (牡6、栗東・戸崎騎手、須貝厩舎) |
今週の府中は好天が続き、また芝がBコースに替わり、高速化に拍車がかかりそうだ。まずはそんな馬場への対応力。そしてある程度の位置を取れる馬を軸としたい。 ⑥ロジクライは短距離戦3走目。そろそろ流れにも慣れてくるころで、馬場の良いここで結果を出すだろう。
初のマイル未満の距離となった2走前の阪急杯は、ペースが落ちたこともあり中盤からひと脚使うことができた。しかし前走1200mの高松宮記念では、さらにペースが上がって位置取りが悪くなったために勝負所で不利を食らい、直線盛り返したものの8着まで。ただ、前走でスプリントの流れを経験しての今回1ハロン延長は、スピードに課題のあった馬にとって絶大な効果がある。
母の父はきれいな芝での競馬、広いコースに強いマキャヴェリアン。そして何といっても、近親にディープインパクトのいる良血牝系だ。父ハーツクライはスタミナとパワータイプだが、その分ロジクライにゴール前の粘りを付加している。中団やや前からのジリジリ伸びで、ゴールできっちり先頭に立つ。そんなレースをイメージしたい。
$お宝馬 |
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⑤ストーミーシー |
もともと、ダートの血統要素が穴を空ける芝1400m。このレースも、ここ2年はフォーティナイナー~エンドスウィープの直系が勝ち切っている。ここには去年勝ち馬を出したアドマイヤムーンから2頭の産駒が出ているが、ハマれば一番切れるこの馬に複穴を期待したい。ブロワの存在で間違いなく流れは速く、かつて1200mで中団から差し込んでいたこの馬が久々のマイル未満の距離で覚醒する可能性がある。
相手上位は⑨タワーオブロンドン、④トゥザクラウン、⑪エントシャイデン。押さえに③サトノアレス、⑮ダイメイフジ、⑯スマートオーディン、⑫ロードクエスト。
明日はもちろんヴィクトリアM。人気割れそうで妙味あるレースとなりそうだ。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。