- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【平安S・最終結論】兄の域に少しずつ
2019/5/17(金)
土曜京都11R 平安S(G3)(ダート1900m)
◎本命馬 |
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⑤アナザートゥルース (せん5、美浦・高木厩舎、大野騎手) |
1800mに比べるとややスローの入りになり、後半の持続力が問われやすくなるコースだ。また今回は、オメガパフュームが枠と斤量、チュウワウィザードも斤量、サンライズソアは休み明けはベストではなく、またこの3頭はそれぞれ目標は先だ。今度を考えるとここで賞金を積みたい、⑤アナザートゥルースの充実ぶりに賭けたい。
前走の片側ブリンカーの効果は絶大で、折り合いつつ位置を取って、かつ終いの切れが増しての重賞初制覇。関西圏への輸送もクリアした。今回は斤量が1キロ増えるが、57なら問題はないだろう。
半兄はこのレースこそ12番人気6着だったが、その後東京大賞典、チャンピオンズCを勝ったサウンドトゥルー。弟の現年齢と同じ5歳で本格化に入り、6歳で頂点に立った。兄の域に迫るために、そろそろエンジンを掛けたいところだ。
$お宝馬 |
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⑪クイーンマンボ |
去年の2着馬だし、お宝というほどの人気薄ではないと思うが、手許の2紙では印が薄い。しかし、格上牡馬に死角がある以上、ここは再度チャンスがあると思う。去年より1キロ軽い54キロ、近親にスズカマンボのいる名門ダンス一族。加えて、ダート1900というあまり組まれていないコースになぜか安定しているマンハッタンカフェ産駒。母父シンボリクリスエスで持続力も強い。去年と違うのは休み明けという点だが、そこさえクリアできれば。
相手上位は⑧サンライズソア、⑮サトノティターン、⑯ロンドンタウン。押さえに⑦チュウワウィザード、③グレンツェント。
日曜のオークスは大混戦とみる。馬券的にかなり面白いレース。波乱期待の馬券を組みたい。明日更新の当コラムをお楽しみに。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。