- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
-
本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
-
お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【葵S・最終結論】壮麗な前日祭
2019/5/24(金)
土曜京都11R 葵S(重賞)(芝1200m)
◎本命馬 |
---|
⑥ディアンドル (牡3、栗東・奥村豊厩舎、藤岡佑騎手) |
ダービーの資金作りという意味でも、何とか的中させたい土曜重賞。幸い、軸は見えやすいレースだ。ここは⑥ディアンドルに逆らわない。
平坦で高速馬場、位置取りはともかくとして、スタートから徐々に加速して前付したら、ある程度の力のある馬ならなかなか止まらない。メンバーを見渡すと、意外とテンにバカ速い馬がおらず、この馬でもハナがあり得るくらいだ。これまでは周りが速くて、好位に控える位置だったが、同じスピードで出しても楽に先頭となる。折り合って進めるし崩れないだろう。それでなくとも平坦短距離が向く一族だ。
$お宝馬 |
---|
⑬アスターペガサス |
このレースは、ヒモ穴を買うのがテーマだ。最も面白いのがこの馬。函館2歳S勝ちのあとは、1400mや1600m、あるいは初ダートと、終わってみれば言い訳ができる。函館以来の平坦1200m戦、今回は言い訳のできない舞台だ。ただスタートだけは気を付けてもらいたい。激走してくれたら、10日遅れの葵祭で前夜祭となるだろう。
相手上位は⑩エイティーンガール、⑮マリアズハート、①ケイアイサクソニー。押さえは⑦アウィルアウェイ、⑪ディープダイバー、②ホープフルサイン。
さあいよいよ日曜は日本ダービー。素直に買うか、夢を買うか。ただ客観的にはサートゥルナーリアの勝ち材料と同じくらいの不安ジンクスも並ぶ。せっかくの大一番、自分のメソッドに最も適う馬を選ぶことにした。明日夜更新の当コラムをお楽しみに。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。