
- 4月20日 中山11R 皐月賞(G1)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 2着
血統に基づく堅実な結果!
- 4月19日 阪神11R アンタレスS(G3)
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本命馬◎ミッキーファイト(1人気) 1着
譲れない一戦で強さを見せた!
【アイビスSD・最終結論】ワンアンドオンリー
2019/7/27(土)
日曜新潟11R アイビスサマーダッシュ(G3)
◎本命馬 |
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⑪ライオンボス (牡4、美浦・和田郎厩舎、田辺騎手) |
この舞台で突然覚醒した直線競馬の申し子。⑪ライオンボスのスピードと強さに逆らっても仕方ないだろう。素直に本命とする。田辺騎手への急遽乗り代わりは、意外と難しい馬なので気にならないことはないが、考えても仕方ない。
もともと、ダート血統が走る傾向のあるコースだが、この馬の適性の源泉は、20世紀を代表する北米の名馬の1頭、セクレタリアト(ベルモントS約30馬身差圧勝)のクロスを持つという、今の日本競馬では希少価値のある配合だろう。一度芝1400でも見てみたい気はするが、それはさておき、他場にない直線競馬唯一の重賞で、まずは頂点を取りたいところ。母の父ステイゴールドの爆発力も当然好影響を与えている。奥も深い血統だ。
$お宝馬 |
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⑯オールポッシブル (牝5、栗東・高橋亮厩舎、津村騎手) |
枠次第と思っていたが、絶好のところを引けた。母方のダート色が濃く、しかも初ブリンカーで、内から寄ってくる馬に先んじて飛び出せるはず。フェルトベルクよりテンが速く、アルマエルナトは差し馬のため、スムーズに外ラチ沿いのハナが取れるだろう。
相手上位は
③カッパツハッチ、④ビップライブリー、⑩レジーナフォルテ。
押さえに
⑱アルマエルナト、②ダイメイプリンセス、⑦カイザーメランジェ、⑨ミキノドラマー。

プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。