土曜中山11R 紫苑S(G3)

重賞昇格と共に、ヴィブロス、ディアドラ、ノームコアと後のG1馬を連対馬から送り出し、重要度を誇るレース。台風の接近が懸念される中山だが、土曜は好天の下で行える見込みだ。ならば、近2年の勝ち馬を出しているハービンジャー産駒で攻める。①エアジーンが本命だ。

ハービンジャーがこのレースに強い理由は納得で、コーナー4つの芝中距離、そして時計の出方に関係なく、デコボコしていない綺麗な芝が好物と来ている。まさに開幕週の良馬場がベストなのだ。日曜の台風接近を前に、好天の良馬場でレースができるのが何より。

しかも従姉は3年前の2着馬ヴィブロス。ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、マーティンボロ、フレールジャックなど、とにかくスケールが大きな一族だ。野芝対応力も高い。

最内を引いただけに、スタートだけは決めてほしいが、そこさえこなせば捌ける器用さもある。軸として信頼したい。

昨秋の中山芝2000m、前半2週はハーツクライ産駒が3勝、2着2回と席巻した。出走馬中唯一のハーツクライ産駒、また1890年代から日本に続く在来牝系で野芝適性も高く、祖母オグリローマン、近親オグリキャップという古い血統のこの馬を穴で推したい。

相手上位は ⑥フェアリーポルカ、⑤レッドベルディエス、⑮パッシングスルー。 押さえに ⑭カレンブーケドール、⑧グラディーヴァ、②クールウォーター。

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