- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【天皇賞秋・最終結論】2強をまとめて負かすなら
2019/10/26(土)
日曜東京11R 天皇賞・秋(G1)
◎本命馬&お宝馬 |
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⑥ユーキャンスマイル (牡4、栗東・友道厩舎、岩田康騎手) |
天皇陛下御即位の儀、その直後に行われるG1が天皇賞というこの巡り合わせ。慶事にふさわしい一大決戦となりそうだ。
女性天皇(女系とは異なる)への意見もいろいろあるようだが、競馬界ではいち早く、ここ10数年は断続的に女帝の時代が連なっている。ダイワスカーレットにウオッカ、ブエナビスタにジェンティルドンナと続いて、現在はアーモンドアイの治世。前走負けてなお強し、今回も精査したところで瑕疵すら見当たらぬ。予想という意味では素直に本命を打つべきだと考える。
ただし、馬券を買うという行為はギャンブルの側面から逃れられない。皇子的な存在のサートゥルナーリアとの間に割って入れる可能性のある馬、そしてもしかしたらまとめて負かす可能性のある馬はいないか。これを探すのが当方の仕事だ。思えば秋の天皇賞は、ギャロップダイナ、レッツゴーターキン、そして個人的に絶叫したトーセンジョーダンと、アップセッターたちが突き抜けた舞台ではなかったか。その任を⑥ユーキャンスマイルに託すことにした。
長距離戦にこだわって使われて来た馬が、新潟記念でいきなり1分57秒5の高速決着を易々と、上がり33秒6で突き抜けた。相手は確かに格下だったが、まさかの位置から届いた脚は極上もの。土曜の芝の回復度合いは目覚ましく、おそらくこの程度の時計は出るはずだ。また上がりの速い競馬も多かった。この馬にピッタリ。また内目が伸びていたが、この馬、内も外も突ける。そもそも鞍上はイン突きの名手ではないか。
さらに天皇賞秋の近年のカギである「父キングマンボ系」。これは2強にも共通しているが、この馬の場合はキングカメハメハ×母父ダンスインザダークの配合がラブリーデイと同じだ。
アエロリットが逃げてスティッフェリオやダノンプレミアムが息を入れさせない展開なら、なおさら差しに傾くだろう。あとは何頭交わしてくるか。本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は ②アーモンドアイ、⑩サートゥルナーリア、④スワーヴリチャード。 押さえに ⑭ワグネリアン、⑤アエロリット。しかしこの2頭は3着候補までだろう。
今回はG1スペシャル企画として、馬体予想YouTuberのやーしゅんさんと本命馬対決を行うことになったので、そちらもぜひご覧いただきたい。
【天皇賞秋 2019】YouTube予想動画「水上学のKEIBA大学」のこぼれ話を公開!今すぐ見る⇒
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。