- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
-
本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
-
本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【武蔵野S】新たな砂王の胎動が
2019/11/8(金)
土曜東京11R 武蔵野S(G3)
◎本命馬 |
---|
⑤エアアルマス (牡4、栗東・池添学厩舎、川田騎手) |
芝でも準オープンまで何とか上がれるスピードがある。しかしどうにももどかしい感じの走りが続いていたのもまた事実。ようやく4歳夏にしてダートへ進路変更、その途端破竹の3連勝街道。⑤エアアルマスがダートを走ったらおそらくかなりのレベルに達するであろうと考えていた人は、決して少なくないだろう。
何といってもマジェスティックウォリアー×エンパイアメーカーという配合。父の代表産駒にはベストウォーリアがいる。東京ダートマイルへの適性が高い、ダート系統としてはスピードがあるエーピーインディ系であり、武蔵野Sは絶好の舞台だ。
最も暑い時期に3ケ月休んでいることは大きく、消耗度も少ないはず。ここを勝たないと、来年2月の頂点ダッシュは見えてこない。サンライズノヴァとの斤量差が3キロある今回は、キッチリと勝っておきたいところだ。
$お宝馬 |
---|
⑧ドリームキラリ (牡7、栗東・矢作厩舎、坂井騎手) |
ムラ馬だが、自分のペースで前に行けたらかなりしぶといのは周知の事実。しかもワンターンコースの方が折り合いの心配が少ない。後続を抑え込める可能性は低くない。エアアルマスにとって最も厄介な存在となりそうだ。ジャイアンツコーズウェイ産駒で、本来は母の父として絶大な威力がある種牡馬だが、父としては、日本ではスピード兼用のダート血統に出やすい。
相手上位は
⑯カフジテイク、⑬スウィングビート。
押さえに
⑪サンライズノヴァ、⑦ワンダーリーデル、⑩マジカルスペル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。