- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【月曜勝負レース予想】初春に詠じる凱歌
2020/1/5(日)
月曜京都11R 万葉S
◎本命馬 |
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⑪プリンスオブペスカ (牡6、栗東・松永昌厩舎、藤井騎手) |
ここ2年は9頭立てだった万葉Sに、今年は15頭がエントリー。過去10年では、2013年以来の最多タイだ。3000m級のレースの出走数が盛り返してきているのは喜ばしい限り。その面白さが改めてファンにも支持されてきているようだ。競馬の質を保つ上では絶対に必要な長距離戦だけに、ますます栄えてほしい。
年の初めの名物レース、今年は⑪プリンスオブペスカから入りたい。
2400mでの能力はすでに戦績から証明済み、また父ハーツクライが現役種牡馬の中でのスタミナ最右翼であることはすでに知られているが、さらにこの馬は母の父がかつてのステイヤー種牡馬の代表格だったチーフベアハート。春の天皇賞を制したマイネルキッツの父でもある。
かつては平坦コースでこそだった馬が、このところ急坂の阪神でも結果を出し始めて、晩成の血筋が実ってきた感じ。本来の得意コースに戻り、54キロならオープンでも通用していいだろう。
$お宝馬 |
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⑭ミッキーバード (牡5、美浦・尾関厩舎、和田騎手) |
ヴィクトワールピサ産駒にステイヤーのイメージはないが、その父ネオユニヴァースからはデスペラードも出ており、配合次第ではこの系統からステイヤーが出てもおかしくはない。この馬の母はメジロライアン×メジロラモーヌという生粋のメジロ配合で、スタミナが溢れている。近親にはグローリーヴェイズもいる。距離を延ばして一気に出世する可能性は低くないとみる。
相手上位は
⑮タガノディアマンテ、⑦エイシンクリック。
押さえに
⑤タイセイモナーク、⑨パリンジェネシス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。