- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【クイーンカップ】早くも綻ぶ桜一輪
2020/2/14(金)
土曜東京11R クイーンカップ(G3)
◎本命馬 |
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⑨マジックキャッスル (牝3、美浦・国枝厩舎、フォーリー騎手) |
今年の顔ぶれをみると、1800mや2000mで勝ち上がって、ここが初のマイルとなる馬たちが人気馬に目立っている。前半のペースも、それほど遅くはならないだろうし、これまでにない流れに戸惑って脚が不発となるケースがあっても驚けない。軸馬は純然たるマイル適性を備えた馬とする。それが⑨マジックキャッスルだ。
半兄にマイルで5勝しているソーグリッタリングがいる上に、母ソーマジックは桜花賞3着馬で、ちょうど同じ時期、3歳の1月から3月にかけて、マイル以下で連勝街道に乗った馬だった。
そもそも、近2走の相手を見れば、ここではかなり威張れるはず。福島の新馬戦を圧勝してはいるが、広いコースの方が切れるのは前走で証明済み。唯一の懸念は初の左回りくらいだが、それは多くの馬に該当することで不問としたい。サフラン賞やファンタジーSで先着された馬たちに続いて、桜候補の一角に名乗りを挙げたい鞍である。
$お宝馬 |
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⑬チアチアクラシカ (牝3、美浦・堀井厩舎、吉田豊騎手) |
父リアルインパクトが安田記念を制したコース。同産駒は今開催の当該コースですでに連対も果たしている。中山だとゴール前の急坂のせいか甘くなっているが、東京の坂はゴールから遠い上に勾配も緩い分、もうひと伸びが期待できる。
相手上位は
⑥シャンドフルール、①ミヤマザクラ、⑩アカノニジュウイチ。
押さえに
⑫ホウオウピースフル、③ルナシオン、④アミークス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。