- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【土曜勝負レース予想】器用さを備えた渋い血統馬
2020/2/28(金)
土曜中山11R サンシャインS
◎本命馬 |
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⑥サンアップルトン (牡4、美浦・中野厩舎、柴田善騎手) |
とうとう無観客開催が現実のものとなってしまった。いつ終息するのか出口も見えない新型コロナウイルス禍。1日も早く、また賑やかな競馬場が帰ってきてほしいと願うのみだ。
私はラジオ日本の仕事のため、中山競馬場へ赴くことになる。果たしてどんな雰囲気なのか、心細さすら感じてしまうが、馬券的中で少しでも明るくなりたいものだ。
中山メインのサンシャインS、本来なら当該コースの主のようなステイゴールド産駒に注目すべきだが、ここは年齢的に厳しい。
軸は⑥サンアップルトンとした。小回りでも東京でも最速上がりを出せる器用さ、かつては春の中山芝の代表格種牡馬だったゼンノロブロイの産駒、そして一族にアンバーシャダイのいる渋い牝系。中山への適性はとても高いはずだ。開幕週でも時計のかかる芝を想定しているのだが、その点もこの馬に向く。
$お宝馬 |
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⑫サトノオンリーワン (牡5、美浦・堀厩舎、Мデムーロ騎手) |
休み明けとなるが、鉄砲実績はあるし、東京コースより中山の方が安定している。全兄ソールインパクトはアルゼンチン共和国杯、ダイヤモンドS、目黒記念他長距離重賞で掲示板をマーク。ディープ産駒にしてはスタミナとパワーで勝負するタイプの配合は、母の父イクスチェンジレイトの血が強く出ているのだろう。人気の盲点か。
相手上位は
⑦ヒシヴィクトリー、⑪ノチェブランカ、③タイセイモナーク。
押さえはこのレースで3着2回の
⑤ステイパーシスト、⑧カイザーヴェッター、去年3着だった④ゴールドギア、①ホウオウドリーム。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。