土曜中山11R 千葉S

ハイペースは概して前に行く馬に不利と言われる。物理的にはそうなのだろうが、速い流れなのに前に行った馬が残るレース、しかも行った行ったになるレースは決して珍しくない。ここもそんな予感がする顔ぶれだ。

軸は速い流れで前に行った方が安定している④ヒデノヴィーナスとする。

おそらくメンバー中、テンの速さは1番だと思うが、レッドアネラが主張すれば2番手からでも行ける。ジャスティンのダッシュではハナには絡めないだろうし、サイタスリーレッドは近走行けない上に外枠だ。おそらくヒデノかレッドのハナ、これをスタート決めた際のヨシオやハングリーベンが突っつく形。隊列はスンナリ決まりそうだが、ただ緩みはないはずだ。

もともと、中山ダート1200mナンバーワン種牡馬のサウスヴィグラスに、母の父ボストンハーバーであり、双方が飛ばし屋血統。息の入らない展開の方が良さが出る。53キロの利も大きい。コーナーまでまっすぐ走れる枠の方がよく、並びも良いところだ。

上位3着までに2頭は前が流れ込むことがあっても、何か1頭は中団前あたりから差してくる馬が入ってくるはず。面白いのは昇級戦でもこの馬だ。3キロ減、ベストの舞台で、母も3連対と得意としたコース。複穴として期待したい。

相手上位は ③レッドアネラ、⑯ショーム。 押さえに ⑫シュウジ、⑩ハングリーベン、⑥ハットラブ、⑭リュウノユキナ、⑨ベストマッチョ。

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