- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【マーチS】延長戦を味方につけて
2020/3/30(月)
火曜中山11R マーチS(G3)
◎本命馬 |
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①ワイルドカード (牡6、美浦・木村厩舎、北村宏騎手) |
日曜から中1日空いての仕切り直し。顔ぶれは変わらないが枠順が変わった。そして、馬場も日曜よりはかなり乾きそうだ。良に近い稍重か、稍重に近い良を想定する。
これらの変更を受けて、当初本命に考えていたスワーヴアラミスから、①ワイルドカードに本命を変更することにした。
湿った馬場でも走るが、大型馬らしいパワフルなフォームで走るため、乾いた力を要する馬場の方がベター。また大型馬の最内枠は窮屈になりそうで不利にも思えるが、中山よりさらに小回りの福島の1700m最内枠で、テルペリオンを1秒4もちぎっての勝利があり、何ら問題ない。
さらに、体質が少し弱いので、休み明けでこそ勝ち切るタイプ。有力馬の中で唯一の関東馬で、延長のストレスも小さいはずだ。
中山では過去1戦して大敗しているが、レース中にケガを負って鞍上が追わなかったためでノーカウント。走法から中山はさらに走れる可能性がある。馬場も枠も場替わりも「むしろ」が揃って、重賞制覇に待ったなしとみる。
$お宝馬 |
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⑬アシャカトブ (牡4、美浦・小笠厩舎、武藤騎手) |
マーチSは上がり馬の健闘が目立つレース。過去10年で昇級戦馬が4頭馬券になっている。54キロはやや見込まれた感もあるが、大崩れのないタイプで、相手なりに走れる。日曜の発表より3頭分でも内に入れたのはプラス。シニスターミニスター産駒は今春当該コースでの成績も良い。持ち前の自在性に期待したい。
相手上位は
⑫スワーヴアラミス、⑤タイムフライヤー。
押さえに
⑮メイショウワザシ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。