- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【函館記念 最終結論】とにかく荒れる前提で
2020/7/18(土)
日曜函館11R 函館記念(G3)
◎本命馬 |
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⑤カウディーリョ (牡4、美浦・堀厩舎、藤岡佑騎手) |
トップハンデはこの10年で3頭しか3着以内に入っておらず苦戦傾向。また洋芝適性、小回り適性が重要。今年は良馬場で行えそうだが、時計を要する馬場というよりパワー型で上がりが掛かる競馬に強い馬の台頭をマークしたい。前走成績は無視していいレース。
もろもろ考えると、⑤カウディーリョが面白い。上がりがかかる競馬と小回りにとにかく合い、東京とG1以外はすべて小回りコースを走り、すべて勝っている。また休み休みでないと使えない弱さがあり、滞在競馬は何よりのメリットだ。この条件なら、まだ底を見せていない力の違いを見せつけるはずだ。
兄姉にも、小回りも広いコースも走ったディアデラマドレやサンマルティン、ドレッドノータスらがいるが、どれも直線平坦の方が切れた。南米牝系にはそういうところがあり、またキングカメハメハ産駒は近5年で3頭の3着以内馬を出している。
$お宝馬 |
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⑥ドゥオーモ (牡7、栗東・野中厩舎、藤岡康騎手) |
毎年語られるのは、巴賞勝ち馬の大不振傾向。07年以降【0-1-0-12】で、着外11回には1番人気も4頭いた。この組からは3着以下からが鉄則。選ぶのはこの馬だ。小回りはとにかく巧いし、斤量3キロ減も大きい。脚質的にはやや後ろすぎるが、早めに動いていけば脚はもつ。シャダイカグラの一族というなかなか渋い牝系で、タフさ十分。波乱の主役を見込む。
相手上位は
②バイオスパーク、⑨レッドサイオン。
押さえに
⑧ベストアプローチ、①レイエンダ、⑦レイホーロマンス、③ミスマンマミーア、⑫プレシャスブルー、⑯マイネルファンロン。手広くいきたい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。