- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【新潟2歳S 最終結論】暑さに負けぬ若さで
2020/8/29(土)
日曜新潟11R 新潟2歳ステークス(G3)
◎本命馬 |
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⑨ブルーシンフォニー (牡2、美浦・伊藤圭厩舎、田辺騎手) |
外目からの差しが決まるようになってきた外回り芝。例年スローからの上がり勝負で、今年もそうなりそうだ。
今年は天候不順や直線向かい風の日が多く、高速上がり経験のない馬が多いのだが、その中で⑨ブルーシンフォニーは、前走で自身のテンと上がりの3Fが4秒も違う上がり特化の脚を使っており、例年の流れにぴったりだ。
父方の祖父グラスワンダーからは、このレースの勝ち馬セイウンワンダーが出ており、父スクリーンヒーローからは言わずもがなのモーリス。直線長いコースのマイルは合う。母の父は、オセアニア血統で、平坦適性が高い。軸として信頼したい。
$お宝馬 |
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②ジュラメント (牝2、美浦・根本厩舎、藤田菜騎手) |
前走は逃げて勝ったが、押し出されたもので、明日はおそらく中団くらいになりそう。脚をタメて、しまいの爆発力を活かすのがキズナ産駒には最適、かつ母の父は今は平坦の直線長いコースがベスト。母も新潟外回りが得意だった。
相手上位は
③ロードマックス、①シュヴァリエローズ、⑤フラーズダルム。
押さえに
⑦ハヴァス、⑪ショックアクション。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。