- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【スプリンターズS 最終結論】培った力、今試すとき
2020/10/3(土)
日曜中山11R スプリンターズステークス(G1)
◎本命馬&お宝馬 |
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⑥ライトオンキュー (牡5、栗東・昆厩舎、古川騎手) |
土曜の芝は、今開催の中では最も速い芝で、例年より少し掛かっている程度とみた。
モズスーパーフレアが内枠を引いた。すんなりとハナを奪うことは確実で、隊列は早々に落ち着くだろう。意外とペースは激化しないのではないだろうか。絡みそうな2頭は6枠と外目、しかもテンのダッシュはモズに及ばない。
内からスムーズに形成される隊列の、好位後ろから差せるイメージが最も勝ち馬に近いと考える。人気の盲点に思える⑥ライトオンキューが、これまで堅実に磨いてきた力を爆発させるとみた。
実績最上位グランアレグリアは、今の芝なら前半の位置取りは多少し易いが、先週の馬場の方がなお良かっただろう。高松宮記念同様の勝ち負けは期待できるが、本質的にスプリンターではない。ダノンスマッシュは、今開催当該コースで不振のロードカナロア産駒(時計回復で変わる可能性はあるが)、また多く指摘されているように本番での勝負弱さがある。こちらもカナロア産駒ダイアトニックは前走負け過ぎ。実績上位の馬たちの多くにマイナス点がある。
対してこちらは、急坂コース、一貫して手綱を取っている鞍上、レース巧者にピッタリの枠など、マイナス要素がほとんど見当たらない。もう少し時計が掛かる芝ならなおよかったが、高速でなければ問題なしのシャマーダル産駒で、母の父はタワーオブロンドンの父でもあるレイヴンズパスだ。本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は ②モズスーパーフレア、⑩グランアレグリア。 押さえに ⑦ミスターメロディ、③ダノンスマッシュ、⑭エイティーンガール。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。