- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【京都大賞典 最終結論】檜舞台へあと一歩
2020/10/10(土)
日曜京都11R 京都大賞典(G2)
◎本命馬 |
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⑰キングオブコージ (牡4、栗東・安田翔厩、横山典騎手) |
京都は東京より天候回復が早そうで、日曜メインの時間帯は良馬場に近い稍重くらいにはなりそうだ。ただ例年より時計が掛かるコンディションになるのは間違いない。
充実一途、古馬の上がり馬としては今年上半期最大の存在なのが⑰キングオブコージ。ジャパンC出走へ向けて、ここまではノンストップで駆け上がりたいところだろう。
母方の血統で距離適性が決まるロードカナロア産駒、母がガリレオ×インディアンリッジという配合は、これくらいの距離がベスト。また時計の掛かる芝もガリレオなら大歓迎。外回りの2400なら枠の有利不利もない。そして当レースで近年勝ち切りの多いキングマンボ系でもある。
問題は57キロだが、この斤量で泣いていては先が無くなる。休み明けも走れるタイプだし、連軸として堅いとみた。
$お宝馬 |
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⑯ミスマンマミーア (牝5、栗東・寺島厩舎、池添騎手) |
馬場回復は遅れてほしい血統だが、京都外回りは今やタニノギムレット産駒にとって唯一の仕事場となっている。
ミスマンマミーアは、ゴール前1F以上が平坦で、かつ距離2200m以上のレースなら【2-0-1-3】で、4着以下3回のうち1回は小差4着と安定している。それ以外の2回はG1と、掛かって前に行ってしまったレースであり、敗因はハッキリしているのだ。今回は格上の馬たちに休み明けや京都適性で見劣るなど、付けこむ隙のある馬が多く、京都2400mで複穴としての期待は持っていい。
相手上位は
⑮パフォーマプロミス、①ダンビュライト、②キセキ。
押さえに
⑥ステイフーリッシュ、③シルヴァンシャー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。