「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
使い込めないからこそ
2014/11/29(土)
日曜東京9R キャピタルS(芝1600m)
◎本命馬 |
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④シェルビー 牡5、栗東・笹田厩舎、武豊騎手 |
混戦模様だが、④シェルビーに妙味ありだ。使い込めない体質で出世が遅れているが、その分使える時が勝負。前走は外枠でタメが効かず、バタバタ走って大敗。しかし今度は絶好の枠を引けた。マイルなら好位置の競馬ができるし、フィエロとクビ差の実績もある。
サクラバクシンオー産駒はマイルも不安ないし、牝系は中距離血統だ。一変可能。
$お宝馬 |
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③レオアクティブ |
もう1年3ヵ月も馬券対象になっていないが、得意の距離とコースをほぼ使えていないことも確かだ。唯一のチャンスらしい舞台だった谷川岳Sは、上がり32秒台を使っても前が交わせないスローペース。今回はメンバー的に流れる展開が予測される。直線の長いコースのマイルなら、一発あっていい。
相手本線は、⑩ロサギガンティア。以下⑮シャイニープリンス、⑬キングズオブザサン、⑪アーデント、②クラリティシチー、①ランリョウオー、⑤マイネルメリエンダ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。