- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
相性の良い血統で
2014/12/5(金)
土曜中京11R 金鯱賞(G2)(芝2000m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑪クランモンタナ (牡5、栗東・音無厩舎、蛯名騎手) |
中京芝は、開催ごとに上位馬の好走傾向が変化する。実際には今開催が始まっていないわけで断言はできないが、冬の中京をこれまで見た限りでは、まず最後の直線で内を通れる馬が有利なのは明白(内枠有利というのとは違う)である。つまりは先行馬や、インを捌いて差せる、器用さのある馬が優勢ということ。
また種牡馬で見ると、昨冬の中京芝2000mではサンデー系が圧倒していた。11鞍組まれていたうちの8勝、2着7回。とくにディープインパクトとハーツクライが二分する形で、そこにダンスインザダークやステイゴールドがたまに割りこむ程度。
ということで、軸馬はディープインパクト産駒から採りたい。中でも前に行けて、内を回れること、直線に急坂のあるコースへの適性を考えると、兄に皐月賞馬を持ち、馬力で勝る⑪クランモンタナを上と見る。
またディープインパクト×トニービンの配合自体が、中京芝2000mと卓越した相性を示す。
ということで、相手筆頭は同配合の⑫サトノノブレス。以下、⑤エアソミュール、④ラストインパクト、⑧トウカイパラダイス、⑬ウインバリアシオン、⑯ラブリーデイ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。