- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
年の初めは平穏?
2015/1/3(土)
土曜京都11R 京都金杯(G3)(芝外1600m)
◎本命馬 |
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⑤シェルビー 牡6、栗東・笹田厩舎、武豊騎手 |
皆さま明けましておめでとうございます。本年も当連載をよろしくお願い致します。
中山金杯はメガ盛り新聞で扱うので、こちらでは京都金杯を取り上げる。幸い、雪の影響もほとんどない芝で行えそうだ。
このレースは、とにかく内枠有利が際立つ傾向がある。コース替わりとなるので当たり前と言えば当たり前なのだが、それにしても極端で、過去6年の連対枠はすべて4枠以内、3着も3年前を除き5枠以内となっている。
見渡せば、人気を集めそうな馬が内目の枠に多く入っており、順当な決着となりそうだが、軸馬としたのは⑤シェルビーだ。1年前の新春Sでは、のちにマイルCS僅差2着となるフィエロとクビ差の2着。能力の元値は高い。休みがちで出世が遅れているが、ようやく使い込めるようになってきた。サクラバクシンオー産駒は意外とマイルでの回収率は良く、開幕週の芝も向いている。
$お宝馬 |
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②マイネルメリエンダ |
そのシェルビーと前走で僅差に入ってきたのがこの馬。安定度が高く、場を選ばない器用さがある。近親には歴史的マイラー・ニホンピロウイナーを持つという古い牝系だが、その分しぶとさはあるし、イスラボニータとは新潟2歳S、いちょうSと共に0秒5以内の競馬をしていたこともある。
他には、内がいいとはいえ出遅れ癖の馬に最内はキツイが、目下の当該コースでのディープインパクト連勝傾向を踏まえると当然①エキストラエンド(昨年の覇者)、⑦フルーキー、⑧グランデッツァ、③ショウナンワダチ、大外は痛恨だが⑱ミッキーラブソング。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。