
- 3月9日 中山11R 弥生賞(G2)
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本命馬◎アロヒアリイ(5人気) 3着
混戦で捕らえた鉄板血統!
- 3月8日 中山11R 中山牝馬S(G3)
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本命馬◎シランケド(3人気) 1着
重賞の壁なんか知らんけど!
小回り、持続力、道悪適性?
2015/2/21(土)
日曜小倉11R 小倉大賞典(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑯レッドレイヴン 牡5、美浦・藤沢和厩舎、柴田善騎手 |
フェブラリーSはメガ盛り競馬新聞でご覧頂くとして、ここでは小倉大賞典を取り上げる。
このレースの上位3着馬までを眺めて、まず思うのは、やたらとダート血統が多いということ。もちろんその馬自身がダート馬という意味ではなくて、ダートの重賞勝ち馬でもおかしくないような血統の馬が多い、ということだ。
それも納得で、小回りコースで持続力が必須、ダート的な要素が問われる舞台設定であることが大きい。
さらに今回はハナへ行きたい馬も目立ち、差し馬に利がありそうだ。
⑯レッドレイヴンは、北米ダートの大種牡馬スマートストライク産駒で、叔父にグラスワンダーを持つという超良血馬。
日曜の小倉は道悪が濃厚だが、東京の不良馬場でスイスイ走っていた。大外枠も、馬場が悪化するのならむしろ利点だ。不動の軸馬とみる。
$お宝馬 |
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⑪マコトプリジャール |
これもダート兼用血統。母方のダート色も濃い。そして、芝道悪で過去3年、5割前後の複勝率を出しているストーミングホーム産駒。1800m実績も豊富で、52キロも相まって穴の魅力満載だ。
他に買いたいのは、⑩キャトルフィーユ、⑥カレンブラックヒル、①ダコール、③アロマティコ、小倉不安の④ラングレーは押さえまでか。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。