- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
間に合うかクラシック
2015/3/27(金)
土曜阪神11R 毎日杯(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑩シュヴァルグラン 牡3、栗東・友道厩舎、内田博騎手 |
今年は皐月賞出走への賞金ハードルが高く、優先権を持たない馬なら2000万前後がボーダーとなりそう。ここに出走しているメンバーは、2着賞金の加算では微妙で、1着がエントリーへの条件となりそうだ。
そんなシビアな毎日杯、早くから大器と期待されながら一頓挫あっての復帰戦となる⑩シュヴァルグランに賭ける。
戦績を見れば一目瞭然なのだが、これまで走ったのは阪神2000mか京都2000m。つまり小回りのコーナー4つの競馬ばかりということだ。短い直線で脚を余すケースが目立ってなかなか出世できなかったのが痛恨。なぜ一度は外回りを使ったり東京遠征をしたりしなかったのか疑問だが、やっと今回広くて直線の長いコースを走ることができる。ハ行明けの一戦は確かに不安材料だが、稽古時計と本数を見るに影響はなさそうだ。
父ハーツクライは説明の要なし、この馬の魅力は牝系だ。姉ヴィルシーナは牝馬3冠全て2着にヴィクトリアM連覇、近親フレールジャック、マーティンボロと、直線の長いところで実績を残した馬が居並ぶ。何とかここを勝ち切って、舞台適性が合わなそうな皐月賞…よりも?ダービー出走のためにも賞金を積んでおきたいところだ。
$お宝馬 |
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⑫ルナプロスペクター |
近親にトキオエクセレント、コスモシンドラー、タガノマイバッハとなかなか渋い馬が揃っているが、重賞で平均以上に走れる一族。母もフローラSで3着だった。若竹賞も完勝だったわりには人気が無い。坂のある決め手勝負のコースに強い配合だと思う。穴で一考だ。関西圏での関東馬が穴を空けるのは、ここ1,2年のトレンドになってきた。
連対候補は⑧ダノンリバティ、③マサハヤドリーム、①ペガサスボス、⑮アンビシャス。⑨,⑪,⑬,⑭あたりは3着候補だ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。