水上学の血統トレジャーハンティング

土曜東京11R 青葉賞(G2)(芝2400m)

◎本命馬
⑬カカドゥ
牡3、美浦・奥村厩舎、横山典騎手

東京芝は少なくとも今週までは、先週のように草丈が長く、柔らかいフカフカの馬場で、時計はソコソコ出てもパワーが必要だろう。また、青葉賞は、本番のダービーよりもスタミナが必要となる傾向がある。
⑬カカドゥに白羽の矢を立てる。前走は出遅れ、大外回し、開幕週でインの良かったコンディションを考えると、負荷の大きな競馬で上がり最速。スケールの大きさを見せた。
父はスズカマンボで、タフな芝に強いダンスインザダークの一族。母の父はダンシングブレーヴで、欧州色の濃いパワー血統。出遅れなければ好位で立ち回れる馬でもある。
近親には大した馬がいない一族だが、あくまで青葉賞限定なら十分通用する配合だ。

$お宝馬
⑤レトロロック

逃げ必至のシンボリクリスエス産駒トーセンアーネストと迷ったが、確率的にはこちらの方がやや高いか。前で競馬できる馬が1頭は馬券になって、穴を出しそう。母の父がこのレースと相性の良いシンボリクリスエス、近親にコディーノ、ハッピーパスらがいる良質牝系。中1週だが、ダービーよりもここ目標と受け取れるフシもある。

相手上位はペルーサに似ている配合の③タンタアレグリア⑥ヴェラヴァルスター⑧レーヴデトワール
押さえで①ブラックバゴ④レッドライジェル⑰ストレンジクォーク⑩トーセンアーネスト