- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
今年も荒れる!?
2015/8/22(土)
日曜小倉11R 北九州記念(G3)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑬ベルルミエール 牝4、栗東・川島騎手、高橋亮厩舎 |
とにかく近年荒れまくっているこのレース。今年も人気馬には危険要素がある。ビッグアーサーはそろそろ天井を突きそうなレースぶり、ベルカントは牝馬の55キロに加え強行軍。信頼はできない。
⑬ベルルミエールは、前走仕掛けが遅れた。しかもあまり合っていない道悪。スウェプトオーヴァーボード産駒は、芝1200なら時計の出る軽い芝の方が合っていて、今回は好転する舞台だ。
なんといっても、ハンデ53キロ以下の牝馬は、09年以降9頭も馬券対象になっているくらい、軽いハンデが物を言う舞台であり、反対にハンデ戦になってからは57キロ以上は大苦戦が続いている。その意味でもベルルミエールには利がある。
$お宝馬 |
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⑥ニザエモン |
推したい穴馬は何頭かいるが、最もオッズ的に破壊力がありそうなのがこの馬だ。母の父スターマンは夏の小倉で出世のキッカケをつかみ、母ナゾも夏の小倉の芝1200で何度も好走を重ねてきた馬だ。季節とコース、そして野芝の適性も十分だ。何せ近2走も、それほど負けていない。
穴馬として他に面白いのは⑦ミッキーラブソング、そして⑤ビッグアーサーに比べて不当に軽視されている②マイネルエテルネル、鉄砲走る④バクシンテイオー。上位評価したいのは⑪バーバラ。
押さえのアタマ無しで①サドンストーム、③ベルカント、3着どまりで⑭メイショウイザヨイ、⑮マヤノリュウジン、⑤ビッグアーサー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。