- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
リピーターコース
2015/10/2(金)
土曜阪神11R シリウスS(G3)(ダート2000m)
◎本命馬 |
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⑨マルカプレジオ (牡7、栗東・今野厩舎、福永騎手) |
スタート地点が芝、しかしその区間が短いというレアな形状で、かつダート2000m唯一の中央重賞。特殊だけあって、レース自体のリピーターも目立つし、またコース巧者が出やすい。
このあたりを考えると、当該コースで2勝、去年の勝ち馬でもある③ナムラビクターで推すのが本筋だろうが、58キロと休み明けは少し気になる。ここは当該コース3勝の⑨マルカプレジオを軸としたい。
過去重賞で4走して全て着外だが、まだ体質が弱かった頃だったり、あるいは使い込んでお釣りがなくなった状態で重賞へ出て、コンディションを崩しては休養の繰り返しだったりしたもの。この馬が走るフレッシュな状態で出走したことは、ほとんどない。今回の休み明けはむしろ狙い目となる。
血統的には父ゴールドアリュールは言うに及ばず、ポイントはハーツクライの近親という良血牝系である。芝向きの切れが求められる阪神ダート2000mでは、この牝系も武器となるはずだ。
$お宝馬 |
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⑤トウケイヘイロー |
ゴールドヘイローにミルジョージ牝馬の配合だから、ダートが合わないことはないだろう。問題は初ダートが重賞という点に尽きるが、芝スタートでポンと逃げられれば、砂を被ることはないのでクリアする可能性も出てくる。人気が全くないが、ノーマークは禁物だ。
上位評価は当然③ナムラビクター、そして⑧ダノンリバティ。そして以下⑩ランウェイワルツ、⑦トウシンイーグル、②アウォーディー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。