球春到来。我らが阪神タイガースの2019年ペナントレースが始まった。オープン戦で5勝11敗1分と圧倒的な成績を残し、希望1割不安9割のシーズンがスタートする。今年は昨年と違い先発陣は枚数が揃っているだけに最下位は回避したいところろだが、9回に多くのランナーを出し我々に不安と緊張を与えてくれる守護神、一向に繋がらない打線など、不安材料は非常に多い。

ひいきのチームには優勝してほしい、それはファンの共通事項だろう。もちろん私も阪神に優勝してほしい。奇跡が起こることをただ祈るばかりである。開幕戦の相手はヤクルト・スワローズ。この項を書いている時に試合が始まったが、開幕投手のランディ・メッセンジャー投手が1回表に3安打を浴びながら無失点に抑えるなど、早速心臓に悪い野球が展開されている。


今週末の中央競馬の話に移ろう。先週日曜の高松宮記念は◎ミスターメロディが快勝。見立てに近い結果になりまずは一安心。いい流れを受け継いだまま、土曜競馬に臨みたいところだ。


中山11R・ダービー卿CTが行われる中山芝コースは今週からBコース替わり。先週までは「3、4コーナーの内側の状態が酷い」と各ジョッキー口を揃えていただけに、荒れた部分がどこまで仮柵でカバーされているかがポイントになる。ジョッキー曰く「全体的にボコボコしている分、内の状態が酷くても極端に外差し有利にはならない」とのことで、土曜の中山芝はある程度内目の枠の馬を優先的に取り上げるのが正解かもしれない。

展開のカギとなるのはマルターズアポジーだろう。マイルの場合前半3F34秒台で逃げることが多く、外枠にエイシンティンクルがいることから考えても、前半3F35秒半ばというような緩いペースは考えにくい。中山競馬場の芝コースが改修された2015年以降、ダービー卿CTの前半3Fは4年連続35.0以上掛かっているものの、3着以内馬12頭中8頭が4コーナー6番手以降にいた馬と、差しがよく入っている。通常よりペースが速くなれば、より差し馬にチャンスがありそうだ。

近年のこのレースでよく来ている血統がダンジグとサドラーズウェルズ。この2系統は以前より来るようになった。ペースが速く直線で持久力を求められた場合強いのはサドラーズウェルズの血。今年この血を持っているのは◎ドーヴァー1頭だけ。

以前は先行馬だったものの、昨年春から差す形に脚質転換し、それ以降は強烈な末脚を発揮するようになった。前走のニューイヤーSでは前半3F33.9というハイペースを楽に追走し、上がり最速の末脚で2着に3馬身差をつける圧勝。ようやく本格化の兆しが見えている。ペースが速くなりそうな今回も引き続き有力だろう。

相手は同じく差せる馬をチョイスしたい。昨年の覇者で内枠を引けたヒーズインラブ、ペースが流れるのは歓迎のロードクエスト、昇級緒戦になるものの中山向きの配合のフィアーノロマーノあたりも好感が持てる。

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本当に阪神タイガース打線が繋がらない。現在5回終わって2安打。点が入る気がしない。


さて阪神11R・コーラルS。さすがに3月上旬に行われる同条件のポラリスS組の参戦が多い。今年のポラリスSは目立った先行馬が少なくスローペースの前有利になると思われたが、フタを開けてみると皆さん同じことを考えたか、前半3F33.8と速い流れになり、1~6着までを外からの差し馬が占める極端な展開となってしまった。

そんな中、内で詰まって11着だったのが◎サトノファンタシー。悪くない手応えで4コーナーを回ったものの、進路が開かずに前が詰まり、残り100mまでまったく追えず、最後は流し気味と不完全燃焼どころか燃えてもいないレースぶりであった。今回は外枠に入り、加えて鞍上はこの馬をよく知る岩田康誠騎手。さすがに前走のようなことはないだろう。斤量も57kgとはいえ、前走から1kg減るのは好材料。


その他のレースからは合計1レース取り上げる。
しかしいつになったら阪神タイガース打線は繋がるのか。


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