インターナショナルステークス
(G1・芝2050m)
8月21日(水) 23:35発走 ヨーク競馬場

★

JAPAN日本馬の評価

ドゥレッツァ
アクシデントもあり大敗してしまった天皇賞・春以来の実戦。休み明け自体はそこまで苦にせず、3000mの菊花賞を勝ったとはいえ掛かりやすい側面を考えれば距離短縮も歓迎材料だろう。ただいくら休み明けを苦にしないとはいえ、間隔の開いた海外遠征は不安。

JAPAN外国馬の評価

ブルーストッキング
ヨーク競馬場はとにかく直線が長く、適性面も重要になってくるコース。ブルーストッキングは3走前にこの舞台で5頭立ての少頭数ながら直線独走、2着に6馬身差つけて圧勝した。前走の"キングジョージ"も直線内にモタれながら2着と確実に力をつけている。斤量が更に軽くなる今回はチャンスがありそうだ。

シティオブトロイ
英国ダービー、エクリプスSを連勝中で今回も人気を背負う立場となる。エクリプスSはゴーストライターが3着に入ったように決してレベルが高いレースだったとは言えないものの、斤量面の恩恵があるだけに評価は落とせない。タタソールズゴールドCを勝ったホワイトバーチが回避するなどして古馬路線も決して強力ではないだけに、3連勝は十分ありうる。

アルフレイラ
ヨークの2050mで2勝を挙げるコース巧者。スローペースの中で長く脚を使えるタイプ。プリンスオブウェールズSは進路をカットされかけてしまい一度脚が鈍ったものの、そこからまた伸び返して4着を確保。この内容が秀逸。スムーズに運べれば上位も狙える。

アンビエンテフレンドリー
斤量面で利のある3歳馬。英ダービー2着、愛ダービー3着とコースを問わず、相手を問わず安定して走れるのが魅力の1頭だ。2走前の英ダービーはシティオブトロイに完封負けしたものの、距離短縮は実はプラスの可能性がある。

ザケラム
2走前のフランス・ガネー賞は逃げる形にもなってしまって直線下がっていって8着だったものの、溜める形に戻した前走のプリンスオブウェールズSは2着と一変した。ただロスなく運べた分の割引が必要。ヨークで力勝負になるとやや分が悪そう。