USA サウジカップ
(ダ1800m、2月24日26:40発走)

キングアブドゥルアジーズ競馬場
サウジカップ出走馬
(左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
①14 カーメルロード C.オスピーナ
②6 クラウンプライド J.モレイラ
③9 ディファンデット L.サエス
④13 デルマソトガケ C.ルメール
⑤8 ホイストザゴールド J.ヴェラスケス
⑥2 アイソレート J.ロザリオ
⑦3 レモンポップ 坂井瑠星
⑧12 メイショウハリオ 浜中俊 ※取消
⑨7 ナショナルトレジャー F.プラ
⑩10 パワーインナンバーズ A.アルファライディ
⑪5 サウジクラウン F.ジェルー
⑫4 セニョールバスカドール J.アルバラード
⑬11 ウシュバテソーロ 川田将雅
⑭1 ホワイトアバリオ I.オルティスJr.
⑮12 スコットランドヤード L.モラレス
※勝馬投票券は馬番で発売

JAPAN日本馬の評価

レモンポップ
南部杯を逃げ切り圧勝し、前走のチャンピオンズCも完勝。勢いに乗ってサウジカップに参戦する今回は展開面がカギとなりそう。アイソレートら短距離上がりの逃げ馬がおり、今年は激流になることも想定される。昨年のフェブラリーSを4番手から楽勝したように逃げなくてもレースを運ぶことができるとはいえ、超ハイペースは決して歓迎ではなさそう。

ウシュバテソーロ
昨年のドバイワールドカップ優勝馬で実績はメンバー中トップクラス。ただこれまで2000m以上でより伸びるタイプであることを考えると、1800mのハイペースは距離不足の可能性がある。昨年パンサラッサが簡単に止まらなかったように、ドバイとはまた別物の砂のサウジで追い込めるかは未知数で、ここは△評価とした。

デルマソトガケ
休み明けのブリーダーズカップクラシックでしぶとく伸びて2着になるなど、能力は世界でも上位。臨戦過程としては前走より良く、なおかつサウジアラビアをすでに1度経験している点はプラスも、輸送で顔をぶつけているアクシデントを考慮しておきたい。

クラウンプライド
休み明けだった前走チャンピオンズCはいいところなく11着に敗れてしまった。アクシデントでJBCを回避するなどトラブルがあったことを踏まえると見直せるものの、周りも速く、先行押し切りの自分のスタイルには持ち込めない可能性が高そうだ。

JAPAN外国馬の評価

セニョールバスカドール
G1勝ちがまだなく、実績面ではどうしても劣る一頭。ただし前走のペガサスワールドカップでは早めに動いて勝ったナショナルトレジャーに迫るなど、実力はある馬。そのナショナルが今回人気することを考えると、クビ差2着なのに人気がなさそうな今回は妙味もありう。これまでのレースVTRをを見ていても2000mより1800mのほうが良さそうで、ハイペースに乗じて差し込みを狙いたい。

ホワイトアバリオ
昨年のブリーダーズカップクラシックを勝った、アメリカの大将格。ブリーダーズカップもまだ余裕残し、マイルでもついていけるようにスピードがあるだけに、1800mも問題ない。懸念点としては最内枠(馬番は14番)を引いてしまっただけに、キックバックを被ってしまうところ。無事懸念点をクリアできるかどうか。

ナショナルトレジャー
前走ペガサスワールドカップを勝って臨む。人気の一角となりそうだが、前走クビ差の2着だったセニョールバスカドールが3走前のブリーダーズCクラシックで完敗している。三冠の一つであるプリークネスSは勝っているものの、現状の力関係を比較すると信頼感は少し劣るところ。