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【オールカマー】GⅠに繋がる走りをする馬はいるのか!?血統も要チェック!
2024/9/16(月)
提供:重賞トレンドジャッジ
今回はオールカマーを展望していくぞ。早速だが、境編集長からこのレースの注目ポイントを教えてくれ。
オールカマー[GⅡ]
ポイント①持久力勝負でステゴ産駒に注目!
まず、このレースは持続力勝負になりやすいんだよね。近5年における後半5Fのレースラップをチェックすると分かりやすいと思う。
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23年【11.5⇒11.5⇒11.6⇒11.5⇒12.4】
22年【12.0⇒11.9⇒11.8⇒11.7⇒12.1】
21年【12.0⇒11.8⇒11.5⇒11.7⇒12.1】
20年【11.6⇒11.9⇒11.5⇒11.5⇒12.2】
19年【12.2⇒11.8⇒11.2⇒11.0⇒11.8】
極端な加速ではなく、長い脚を求められる、典型的な持続力戦って感じだな。
そうだね。同じく持続力勝負になりやすい、2200mや2500mの非根幹距離で好走してきた馬に注目だね。
なるほどな。そうすると、血統的にも持続力に長けたタイプが狙い目なのか?
そうそう。やっぱりステイゴールド系は強いよね。具体的にはウインキートス(21年2着、22年3着:父ゴールドシップ)やステイフーリッシュ(20年3着:父ステイゴールド)、スティッフェリオ(19年1着:父ステイゴールド)辺りかな。
なるほどな。今年もステゴ系の馬は要チェックだな。
オールカマー[GⅡ]
ポイント②4歳馬が圧倒的好走!
それから、4歳馬が強いってのも顕著だね。2019年から2023年までの5年間の結果を、4歳馬とそれ以外で比較してみようか。
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・4歳馬の成績
【3-2-2-8/15】(勝率20%, 連対率33%, 複勝率46.7%)
・5歳以上馬の成績
【2-3-3-40/48】(勝率4.2%, 連対率10.4%, 複勝率16.7%)
勝率から複勝率まで、どこを切り取っても明確に差があるね。ちなみに6歳以上は近5年で21頭出走して、馬券圏内はグローリーヴェイズの3着(21年)のみ。あとは全て馬券圏外なんだよね。
グローリーヴェイズは19年と21年で香港ヴァーズを2度制覇した程の実力馬だからなあ。 今年も4歳馬には人気の有無を問わず注意した方が良さそうだ。
ブライアンからはこのレースで意識したいポイントって何かある?
オールカマー[GⅡ]
ポイント③GⅠ戦線に舞い戻れるか!?
このレースは、ノーザンFにとっての位置付けって点を意識してみてほしいんだよ。というのも、最近は力のある馬がぶっつけでGⅠを使うだろ?そうすると、ここはいかにもGⅡってメンバーになりがちなんだ。
確かに、今年のメンバーを見ても、現時点で間違いなくGⅠで勝ち負け!って感じの馬は見当たらないかな~。
そうなんだよな。ただ、「ココのパフォーマンス次第で、秋のGⅠにも使おうか」くらいのイメージで送り出してくる陣営がいるのも確かだ。
昨年までの傾向的にはローシャムパーク(23年)やジェラルディーナ(22年)がここを勝ってGⅠに向かっているように、出世が遅れた馬が大物かどうか決まるレース、ってイメージだったんだが、今年のメンバーだと、一頓挫あった馬が復活を果たしてGⅠ戦線に舞い戻れるかどうかを決めるレースだと捉えるべきかもしれないな。
今後のローテーションまで含めた陣営の思惑を読む。点ではなく、線で見ることが重要ってことだね。
俺の言いたかったことをズバリ言ってくれたね。その辺りも加味した上で、今週末も金脈ホースを公開予定だぞ。枠順や天候、陣営のトーンなんかもしっかり検討材料にしたものをお届けするから、是非チェックしてくれよな!
カギはステゴ産駒、4歳馬、そしてノーザンの意図。いずれも重要なファクターだから、しっかり頭に入れておいてくれ。
そうはいっても候補が複数いる中で「結局どいつを買えばいいんだ!」という声が聞こえてきそうだ。
そんな皆のために、俺の重賞金脈馬を公開予定だ。ここで挙げた馬が人気を問わず激走、正に金脈だ!
【GⅠ宝塚記念】ソールオリエンス(7人気2着)
【GⅡ札幌記念】ノースブリッジ(5人気1着)
【GⅢ新潟記念】セレシオン(3人気2着)
【GⅢマーメイドS】アリスヴェリテ(4人気1着)
枠や天候、陣営のトーン、使えるものは何でも使ってギリギリまで検討を重ねた上で、渾身の金脈馬をお届けするからな。
オールカマーが終われば次はスプリンターズS!ここでしっかり資金を増やしてGⅠを迎えようぜ!
【オールカマー】人気薄でも激走!ブライアンの必見金脈馬はこちらから!
プロフィール
ブライアン梶田
業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。
プロフィール
境和樹
立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。