2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
復帰戦が決まりました!!
2023/11/3(金)
高田潤です!!
復帰戦が決まりました!!
11月11日の京都ジャンプステークスでダイシンクローバーに騎乗させていただけることになりました!!
めちゃくちゃ嬉しいです(ToT)
本当に嬉しいです!!
約11ヶ月ぶりのレース騎乗となりますが、重賞レースの騎乗依頼をいただけたことに感謝しかありません。。
騎乗依頼を下さった安田隆厩舎は本当にずっと何年もお世話になっていて、来年の2月をもって解散(定年)が決まっていますので、物凄くありがたいと同時に責任も感じています。
なんとか良い結果が残せるように全力で行きたいと思います!!
これだけ休養期間が長いとレースでの騎乗馬を集めるのも本当に大変で、また一からのつもりでやっていかなければなりませんので、そういった状況の中、お世話になりっぱなしの安田隆厩舎から「厩舎最後の年だし、やっぱり最後は潤くんと一緒に戦いたい!!」と言っていただき騎乗依頼をいただけたことが本当に嬉しいです。
騎乗する前からそんな言葉をいただけたことに胸がいっぱいで本当に今この文章を書いているだけでも泣きそうなんですが、しっかりと騎乗することが自分の仕事であって、それが安田隆先生への恩返しになると思っていますので、しっかりと体調を整えて、しっかりと集中してレースに挑みたいと思います。
今週の水曜日は京都競馬場でのスクーリング(障害練習や下見せ)も行いました。
もちろん僕にとってはこれがリニューアルした京都競馬場の初めての騎乗です。
うまく説明するのは難しいですが、僕自身、長い期間を休んでいる中で、復帰に向けて色々なことを考え、これからレースに騎乗していくに当たって、競馬に対する考え方や馬に対する想いなど、今までとは少し違う感覚になっていて、一頭一頭の重みや、ひとレースひとレースの重み、重要性、大切さ、陣営の想いを今まで以上に強く感じています。
この長い休養期間というものをマイナスにするのではなく、プラスに受け止めて競馬と向き合っていきたいと思います。
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。