皆様、こんにちは!新年も早いもので、もう2週間が経とうとしています。そんな中、緊急事態宣言が東京などで発令し、関西など11都府県に及びそうです。政府も経済を回すことと、国民を守ることの2つのテーマの間に揺れ、非常に難しい局面になってきていると思います。しかし、個人的に思うのは、リモートやこの環境下だからこそ、不要な予算の割り当てなど国民にとって本当に大事なものは何なのかを見直してくれたらと思います。

2020年から続く新型コロナ。いつになったら収まるのか。本当にそればかりを願っています。孫も4歳の誕生日だったのですが遠出はできず、交通手段など分からないなりに「誕生日はデズニーにいきたい!」と言っていたと聞くと、どれだけ今まで当たり前になっていたことが幸せだったのかと思い知らされました。ディズニーをデズニーと言っていた可愛さだけが印象に残りました(笑)。

それでは新年2回目のレースを振り返りましょう。京都競馬場の改修工事のため、中京・中山で3日間開催が行われました。その中でも注目したのはシンザン記念です。毎年、素晴らしい馬を誕生させるレースで今年の勝ち馬にも注目していましたが、制したのは昨年の3冠騎手福永君とピクシーナイトでした。初戦はまだ競馬が分からないなりに祐一君が教えながら勝ち、2戦目では初の右回りにゲートで飛び上がるような形になり3着に敗れていました。

しかし、陣営がスタート強化を行い調子も右肩上がりになったところで、勝ったいいイメージがある中京での開催。1400mで教えてきた競馬のおかげで、1600mでも勝負できると決断しての今回でした。練習の成果はレース発送後1秒ですぐに出ました。スタート一番飛び出すと、少しうながしただけでスっとハナを無理なく奪えました。1400mを使ってきた経験がここで活きました。そこからは祐一君が上手くなだめながらレースを進めました。当日も前残りの馬場になっていたことを考えても最高の一手だったと思います。

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直線に入ると少し内へモタれる仕草を出すも許容範囲の走りで、父モーリス産駒に多いジリジリと伸びる脚を見事に使ったレースでした。これだけのレースを見せてくれると非常に将来が楽しみになりました。2着には素晴らしい脚で伸びてきた、こちらもモーリス産駒のルークズネストでしたね。まだまだ緩そうな走りも、日本一数を乗る幸君の経験と技術が走らせたレースでもありました。これでモーリス産駒は初の重賞制覇となりましたね。

期待されながらも、思った以上の結果が出せずにいたので非常に良かったなと思います。父モーリスも歳を重ねる度に強くなっていたことを考えると、これから更に良くなってくるのではないかなと思います。1番人気に推されたククナは枠や馬場展開からも、少し今回はアンラッキーなレースとなりました。しかし、こちらもまだまだ成長途中だけに、ここで見限るのは早いと思います。じっくりと体を増やし、成長することでクラシック戦線には出てくる1頭だと思います。

無観客へと戻ってしまいましたが、競馬は続きます。土曜日には中京競馬場で愛知杯が、日曜日には日経新春杯と中山競馬場で京成杯が行われます。愛知杯といえばハンデ戦のために荒れることで有名ですが、今年もそんな雰囲気がプンプンしております。その中でも私の注目はマジックキャッスルになります。前走の秋華賞では素晴らしい脚で2着に入り、今回は54キロと恵まれたハンデだけに、勝ち上がりたい一戦ではないでしょうか。しかし、前残りだった先週から、どう馬場が変わってくるのかにも注目しておかなくてはいけません。

その他にも重賞2勝目を狙うセンテリュオもいますし、53キロでどこまで戦えるのかサトノダムゼルウインマイティー、岩田康君とのコンビが本当に楽しみなウラヌスチャームもいます。ハンデ戦だけに少し厚めよりは広く買う方をお薦めしたいです。外出自粛をする皆様は家から出ずにー、デズニーではなく勝利へのデスティニーを掴んでもらえるように願っています。今週も中山・中京、さらに小倉が開幕です!お間違えなく!!