
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
雪の影響
2026/2/13(金)
皆様、こんにちは!大雪に悩まされた先週末は沢山の所で影響が出ました。競馬でも影響があり京都、東京競馬では日曜予定の開催が火曜に代替となりました。仕上げてきた陣営としても2日延びるのは非常に大きなズレになりますが、休みを返上してレースに挑んだホースマン達にお疲れ様でしたと伝えたいです。

火曜日に行われた東京新聞杯を振り返りましょう。勝利したのはトロヴァトーレ、終い33.1の脚を繰り出したまさにルメールマジック炸裂となりました。道中の運び、そして直線に入るとウォーターリヒトが締めてくる中、オフトレイルが進路を得るために押し出されバランスを崩しました。それでもすぐにリカバリーさせ繰り出した末脚はこれぞルメールという騎乗でした。
3着のウォーターリヒトは締めにいく動作を入れず、自分のレースをしていれば……と勿体なく感じてしまいました。ラヴァンダと望来君は勝つために自分の競馬に徹し、勝負を懸けたからこそ2着という素晴らしいレースをしています。

早くも今週の競馬が始まります。バレンタインデーの土曜日にはクイーンCに小倉ジャンプS、私の誕生日の15日には京都記念、共同通信杯が行われます。特に注目は豪華メンバーが集まる共同通信杯になります。
G1馬ロブチェンを始め、名門友道厩舎が送り出すラヴェニューに堀厩舎のディバインウインド、クロノジェネシスの仔ベレシートや葉牡丹賞を圧勝したサノノグレーター、左回りに戻って見直したいリアライズシリウスと役者が揃いました。ここを勝つことが皐月賞への道にも繋がるだけに注目して観てください!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。





