
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
生きる伝説
2026/5/20(水)
皆様、こんにちは!最近は夏の松田家の風物詩である国産レモンの自家製シロップを炭酸で割ったレモンスカッシュが始まりました。程よい苦味と甘さがあり、レモンも丸ごと食べられるので気に入っています。現役時代によくレモンを丸かじりしていたことを思い出しながら、甘酸っぱい味を楽しんでいます。
競馬の話をする前に……萩原清調教師が亡くなられたというニュースが流れました。ルヴァンスレーヴやノームコアなど、多くのG1ウィナーを育てられた先生の突然のお知らせに驚きしかありませんでした。心よりお悔やみ申し上げます。

先週行われた牝馬マイル女王を決めるヴィクトリアマイルは名マイラーの条件をすべて兼ね備えたエンブロイダリーとルメール騎手のコンビが優勝しました。もはや言うことが何もないほど完璧な立ち回りで、ルメール騎手だからこそ簡単に勝たせているように見える最高のレースだったと思います。
これで全世界G1通算100勝。まさに生きる伝説となりました。ジャンタルマンタルとの国内最強マイル王決定戦が実現すれば盛り上がるだろうなと今からワクワクしています。

今週は東京競馬場でオークスが行われます。私の本命は亡くなられた萩原師の管理馬だったドリームコアです。今回は3戦3勝の東京競馬場ですし、立て直してくることに期待しています。天国に旅立たれた先生にも良い報告が届くように祈っています。
桜の女王スターアニスも軽視できません。ベストはマイルでしょうが同世代の牝馬同士の戦いであれば能力で十分カバーできそうですし、松山騎手には自信を持ったレースで臨んでほしいと思います。
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。





