
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
競馬新時代到来
2026/7/23(木)
皆様、こんにちは!とうとう40度を超える本格的な暑さがやってきました。もはや外にいるだけで修行のような日々にびっくりしています。競馬を支える方も観るファンの方も、身の安全を第一にしてもらえたらと思います。
そんな中、夏の小倉・福島・函館開催が終了しました。各場の開催リーディング争いでは変化を感じました。函館は丹内君、福島は坂井瑠君、小倉は常連の松山君に2位は田山君が入りました。各騎手の乗る場所や裏開催ではない場に新人が台頭するなど競馬界も少しずつ変化が訪れています。競馬新時代を勝ち抜く騎手は誰か。技術だけではなく、人間力の高い騎手にも注目しましょう。

調教師も競馬新時代へと突入しています。小倉記念を制したのは新時代に確実にTOP10に入るであろう橋田厩舎のゼンダンハヤブサでした。マイルを使ってきた馬も自分の感覚を信じ、ただそのまま使うではなく、格上挑戦で重賞制覇へ導きました。
経営者として、当たり前に捉われず挑戦するスタイルは田中博調教師にも通じるもので、だからこそ結果を出せると思っています。これからも人気薄の橋田厩舎は要チェックです!丸っきりダメな時があるのも競馬なので、点で見ず線で追いかけてみてください。

今週からは札幌、新潟、中京開催に変わります。また新潟、中京では5レース後に長い昼休みもありますのでご注意を。そんな新潟7レースで行われる関屋記念に注目しています。なんと言ってもマイルに戻れば怖さ一番のダノンセンチュリーが主役に推されます。天候がどう出るかですが秋のG1に向けては確実に獲りたい一戦かと思います。アンパドゥも見逃せません。さらに牝馬クランフォードの逆襲や穴にはブエナオンダをチョイスしたいです。暑い夏を楽しみながら乗り越えましょう!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。




