
外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
相棒・スリールミニョンと阪急杯へ!距離短縮で一発を狙う
2026/2/20(金)
今週末は相棒スリールミニョンと阪急杯に挑むまなみ騎手。成長度合いや状態から今週末の展望、サウジカップのお話から37期の同期の皆さんのお話、そして"まなみトーーク"・古川奈穂騎手との対談第2弾など、今週も超盛りだくさんでお届けします!
相棒スリールミニョンと距離短縮で巻き返しへ!
——今週のコラムはこの話題からでしょう。土曜阪神11R・阪急杯にて、自厩舎のスリールミニョンに騎乗されます。1400mへの距離短縮、楽しみな一戦ですね。
1400mという距離は合うと思います。逃げなくても競馬はできる子ですし、楽しみです!
スリールミニョンと担当の境美穂助手と
——前走マイルで先行したことが今回の距離短縮で生きそうでしょうか。
そうですね、前走先行したこともいいと思います。
——今回は2カ月ぶりの実戦となります。まなみ騎手は先週坂路での追い切りに騎乗されました。状態面はいかがでしょう。
ちょっと馬場が悪かったこともあって、いつもに比べて反応が少し鈍いところはありました。それでも負荷は掛かっていたと思うので、反応面が更に良くなってくれていたらなと思います。
——この一週前追い切りはフィラーエを大きく追走するメニューでした。意図はどのあたりにあったのでしょうか。
ミニョン自身折り合いにまだ少し課題が残るので、前半は我慢させて、終いはビッシリと追うという形でした。
フィラーエがしっかり動いたので追い付けませんでしたが、それでも食らいついてくれました。追走遅れでも問題なさそうです。
——2カ月ぶり、この中間で成長を感じる部分はありますか?
担当の(境)美穂さんとも話していたのですが、これまで気が強過ぎるところがあったところが、少しずつ精神的にも丸くなってきています。この部分で大人になってきている感じがありますね。
——阪神の開幕週となります。作戦面は深く伺いませんが、まなみ騎手の希望の枠としてはやはり内目の枠なのでしょうか。
開幕週なのであまり外過ぎないくらいの枠がいいですね。アサカラキングなど行く馬も多いので、そのあたりを見ながら行ければなと思います。※枠順は2枠3番に決定
——スリールミニョンの4歳初戦となります。飛躍の1年にしていきたいですね。
そうですね、頑張りたいです!
PN.ソトワクノカズオさんご提供
——今週末は土日共に阪神で騎乗されます。土曜は阪急杯含め4鞍、日曜は5鞍の計9鞍に騎乗されますが、いつも通り追い切り、実戦で騎乗経験ある馬について伺いますと、土曜2R・3歳未勝利のメガクロームは新馬戦に続く騎乗となります。ダート替わりですね。
ダートのほうが合うと思います。馬っ気がかなり強い子なので、2戦目で集中して競馬ができればなと思います。
——初戦は後ろからでした。2戦目でダートならもう少し前に行けそうなタイプなのでしょうか。
そうですね、もう少し流れに乗っていければなと思っています。
PN.まなるとさんご提供
——この日の9R・4歳上1勝クラスでは自厩舎のモズイージスに騎乗されます。母はエリザベス女王杯を勝ったモズカッチャンという良血馬で、23年10月以来の実戦騎乗となります。
普段から調教に乗せていただいていますが、少し口向きが悪いところがあり、口がロックするところがあります。その部分に気を付けながら、道中リズム良く運んでいきたいです。
——この中間もまなみ騎手が坂路での追い切りに騎乗されていますね。
動きは問題ないですね、少しずつバランスも良くなってくれています。
モズイージスとまなみ騎手
——自厩舎恒例、ニックネームとどんな性格の男の子なのかも伺っておきます。
"もずく"と呼んでます(笑)
——もずく。
はい、毛の色もそうなんですが、入厩してきた初日からタテガミが短めのパッツンで可愛くて、"もずく"と呼び始めました(笑)
——"降りてきた"やつですね。今までのニックネームでもトップクラスに可愛いものがきた気がします。
馬も可愛いんです。性格もめちゃくちゃおとなしくて、おっとりした男の子なんです。
もずくくんことモズイージス
まなみ騎手ご提供
——もずくくん、愛されそうなキャラですね。続く阪神10R・鳴門Sでコンビを組むタマモティーカップとはここまで2戦2勝、抜群の相性を示されています。今回は昇級初戦となります。
前走から間隔が空いている分がどうかというところはありますが、ここ2戦ともに本当にいい競馬をしてくれています。
あとはまだちょっと揉まれ弱いと言いますか砂を被るとひるむところがあるので、そのあたりを気を付けて運びたいです。外目の枠がいいかもしれません。
——4ヶ月半ぶりの実戦です。中間調教には騎乗されていないようですが、状態面については何か伺っていらっしゃいますか?
追い切りはこちらでやっておくよとスタッフの方からも言っていただいているので、特に状態面は伺ってはいないですね。頑張りたいです。
PN.たかくんさんご提供
——昨年9月にまなみ騎手を背に勝った時は半年ぶりでした。気性的には休み明けも苦にしない馬なのでしょうか。
おっとりしていて可愛らしい子なんですが、休み明け自体も問題ないかなと思っています。
——前走は先行策、2走前は追い込みと、この馬はなんでもできますね。
そうですね、阪神でも勝っていますし頑張ります!
——翌日日曜、阪神1R・3歳未勝利ではモンサンヴェロニカに2戦連続で騎乗されます。
追い切りは乗せていただいているのですが、追い切りでは結構引っかかるくらい行くところがあるんです。その割に前回競馬では進んでいかず…。追い切りくらい動ければもう少しやれていいと思います。
——この中間はまなみ騎手が毎週追い切りに騎乗されていますね。状態面はいかがでしょう。
問題ないと思います!元気いっぱいです。
PN.ゆーさんご提供
——3R・3歳未勝利のアフリカンブラックは1月頭の新馬戦以来3走ぶりの騎乗となります。
その後走っているレースを見ていましたが、やはりワンペース気味と言いますか、スピードタイプの子ではなさそうなので、少しでも他の馬から離れずリズム良く運べればなと思います。
——ここまでの3戦を見ているとなかなかスタートが決まっていません。苦手なタイプの子なのでしょうか。
ちょっとトモが緩いので、スタートする際に踏ん張りがつきにくいところがあります。そのあたりが課題かなと見ています。
15億円あったらどうする!?今年のバレンタインデーは…
——先週末のお話ですが、なんといっても日本時間土曜深夜、サウジカップをフォーエバーヤングが制したことが大きな話題になりましたね。
そうですね、(坂井)瑠星さん、カッコ良かったです!
——念のため聞いておきますが、日曜は競馬だったまなみ騎手が深夜2時40分に起きているわけもなく…
すいません、寝てました(笑)。日曜は競馬前にトレセンで調教に乗ったのですが、厩舎に行った時に初めてフォーエバーヤングが勝ったことを知りました…
——今週、帰国された坂井瑠星騎手と何かお話になられたのでしょうか。
馬に乗っている時にすれ違ったので、その時におめでとうございます!と伝えさせていただきました。瑠星さんもみんなにおめでとうと言われ過ぎているのか、「ありがとう」とだけ返されました(笑)
——昨年サウジアラビアでまなみ騎手も触れ合っておられましたが、あんな人懐っこそうな馬がこれだけの走りを見せるのはなかなか信じがたいところです。
そうですね、本当にすごい馬だと思います…!
PN.水無月さんご提供
——ちなみにサウジカップの1着賞金は1000万米ドル、日本円で15億円超です。もしまなみ騎手が15億円を手にしたら何がしたいなどありますか?
15億円ですよね。…まず5億は母親に渡して、あと残りの10億は貯金します!
——堅実です。いきなり娘から5億円渡されたお母様のまゆみさんを見たい気もします。
確かに(笑)。5億円を何に使うか見てみたいですね。
——お姉さんのみなみさんや、妹のななみさんにはないのでしょうか。
あ、確かに!じゃあ姉と妹にも1億円ずつあげます!残りの8億円は自分のポッケにいれます(笑)
PN.水無月さんご提供
——文字通りポケットマネーです。まなみ騎手は物欲がないと以前からおっしゃっていますね。
8億あっても何に使えばいいのか分からないので、姉が今度出産する甥っ子に全部あげます!
——甥っ子くんは前世で相当徳を積まれているのかもしれません。今回の勝利でフォーエバーヤングの獲得賞金額が45億円を超えました。45億円もあったら…
使い切れないですね…。欲しいものもまったくないですし。犬が好きなので、犬の保護施設に全部あげます。
——素晴らしいお話を聞いた気分です。とりあえず祝勝会として坂井瑠星騎手に焼肉でも連れていってもらえるよう頼みましょうか。
そうですね、でもたぶん引っ張りだこなんで、瑠星さんにはアンパンマンチョコでも買ってもらおうかなと思います(笑)
PN.まなるとさんご提供
——サウジカップの優勝記念品がアンパンマンチョコ。
アンパンマンチョコだったら最高です!
——もしこれでアンパンマンチョコをもらえたら、坂井瑠星騎手もこのコラムの読者説が出てきます。
そうですね、絶対読んでないと思いますけれど(笑)
——坂井騎手、アンパンマンチョコお待ちしております。先週のコラムにて"第5回まなみトーーク"、古川奈穂騎手との対談初回が公開されました。大変反響をいただいております。一番多く見られたのは"女子トークが可愛い"というご感想でした。
本当ですか!ありがとうございます!
——今週も第2弾を公開しておりますが、古川騎手のトーク力もさすがだなと。
本当にそうですね、賢いですし、頭の回転が早いですよね。
——もう一つ、話題となっていたのは対談内に何度も登場した水沼元輝騎手でした。古川騎手との虫のエピソードで怒られていたり、そのキャラが話題になっていたようです。
沼はガキんちょと言いますか、男の子って感じです(笑)。私は競馬学校時代2人とは同じ厩舎ではなかったので虫のエピソードは見ていないんですが、普段からそんな感じのキャラでした。今もたぶん面白い感じだと思います。
——水沼騎手について、PN.ジャンプファンさんから「水沼騎手が小倉の滞在からその後栗東へ武者修行するとのことですが、同年代の方が美浦から栗東に武者修行に来た時は一緒にご飯食べに行ったり休日遊んだりするのでしょうか?」というご質問がありました。
私はまったくしないですね(笑)。沼はまだ栗東には来ていなくて、同期だと横山くん(横山琉人騎手)が栗東に来ています。
今日(取材日は19日木曜)、古川さんと横山くんとザワ(小沢大仁騎手)はごはんに行っているみたいですが…
——まなみ騎手は…
行かなかったです…(笑)
——用事があったことにしましょう。以前小沢騎手、古川奈穂騎手、水沼騎手とナガシマスパーランドに行かれていたのは本当にレアケースなんですね。なぜみんなで遊園地となったのかも気になるところではあります。
なんでだったんだろう。確か沼が行きたいというのもあってナガシマスパーランドまで来てくれたと思います。言い出したのは沼のはずです、私と古川さんから言うことはないし…
——37期が栗東にこれだけ集まることはそうないと思います。特に集まろうなどそういう話は…
今回横山くんが栗東に来るということになってから、同期で集まろうよという話にはなりました。そういう話が軽くあったんですが、みんな各々色々やっていて、なかなか集まらないですね…。またいつか…
——もう一つご質問を紹介させていただきます。PN.みかんさんから「これから奈穂ちゃんをなほほんと呼ぶことにしました!同期で他にあだ名があったら教えていただきたいです!」というメッセージをいただいております。
小沢くんがザワで…。あとは角田(大和)さんのことを、私は"つのにぃ"と呼んでいました!
——つのにぃ。
はい、そう呼んでいるのはたぶん私だけです(笑)。他にあだ名とかはなかったですね。そもそも同期はあまり仲良くな…
——それは聞かなかったことにしておきます。他の方にあだ名ができる中、まなみ騎手は最後まで呼ばれ方が"永島"…
そうですね、私はみんなからずっと"永島"でした。最後まで永島。
——水沼騎手に"まななん"と呼ばれたりは…
していないです(笑)
——PN.みかんさんからは「この前バレンタインでしたが、まなみんは今年何か作ったのでしょうか?」というメッセージもありました。
今回はチーズケーキを作りました!一口サイズにカットして、厩舎(高橋厩舎)に持っていったのですが、皆さん「おいしい!」と言ってくださいました。
——確か昨年バレンタインデーの"パティシエ・まなみ"は閉業していた記憶があります。
2年ぶりですね、そうなります!
パティシエまなみ作・チーズケーキ
まなみ騎手ご提供
——何かもらってはいないのでしょうか。
今年はなかったですね…。ホワイトデーに期待します(笑)
——イベントごとと言えば、今週月曜、2月16日はまなみ騎手の祝日、"めめ"こと目黒蓮さんのお誕生日でしたね。
そうですね!でも今はめめ以上に"M!LK"というグループにハマっていまして…
——M!LK。
はい、M!LKのグループごとハマっていて、特に山中柔太朗くんという方にハマっています。最推しになっています!
——そちらの情勢に疎いため今度調べてからまた色々と伺わせていただきます。
チーズケーキに興味津々のスリールミニョン
まなみ騎手ご提供
発見!競馬学校のいいところとは…
——競馬学校で諦めそうになったタイミングはあったのでしょうか?
まなみ騎手(以下まなみ):辞めるっていう選択肢はなかったですね。辞めたいっていう時もなかったです。
古川奈穂騎手(以下奈穂):しんどい、というのはありましたけどね。
まなみ:一番しんどかったのは実技で何をやっても上手くいかなかった時。
奈穂:同じく。
まなみ:同期に置いていかれている気がして…。でも古川さんはそんな時によく話を聞いてくださいましたし、古川さんが同期だったのはめちゃくちゃ大きかったです。
奈穂:私も女性が一人という時も知っているんで、まなみちゃんがいてくれて良かったです。あと女子が増えると競馬学校の女子寮の設備も良くなるんですよ(笑)
まなみ:そうなんです、私たちが卒業する時には豪華になってました。
奈穂:最初私が入った時は何にもなくて、それこそソファしかなかったんです。それがまなみちゃんが入ってきてテレビがついて。
(今村)聖奈ちゃんたちが入ってきてテレビのレコーダーも増えて、トレセンの実習から帰ってきたらソファがめっちゃ綺麗になってました(笑)
まなみ:めっちゃいいやつになってました(笑)。どんどん進化していくんです。
——これまでのゲストの方にも聞いていますが、競馬学校に戻りたいですか?
奈穂:…もう大丈夫です。
まなみ:私は一週間だけならいいかもしれない(笑)
——戻ったら100万円あげるからと言われたら…?
奈穂:戻ります(笑)
まなみ:お金は大事(笑)
奈穂:人間だもの。
——競馬学校を受けたいと思っている方も見ているかもしれません。ここらへんで競馬学校のいいところを挙げていきましょう。
まなみ:いいところ…。馬がいっぱいいて、馬好きにはちょうどいいところ!
奈穂:休みの日も馬見れるしね。あと外周が1.8kmあること。
まなみ:よく覚えてますし、全然良くない(笑)
奈穂:その1.8kmの中で景色が変わったりするのがいいんです。
——視点が陸上部。
まなみ:そうですよね(笑)。外周を使うマラソン大会、だいぶしんどかったです…。あと何かあるかな。あ、梨が美味しいです!
奈穂:それは競馬学校というより白井市のいいところじゃない?(笑)
まなみ:確かに(笑)。でもそれくらいしかないかなぁ…。
奈穂:あとあんまりない校歌?
まなみ:印旛の沼の手賀沼に~♪まだ覚えてる。
——どこらへんに良さがあるのかちょっと分からないです。
まなみ:結構クセがあるところです(笑)
奈穂:年に2、3回くらいしか歌わないけどクセになっちゃう校歌。もう歌いたくないけど(笑)
——今度お中元に、おふたりに競馬学校の校歌を入れたCDを送っておきます。
名門・矢作厩舎へ!師の意外な一面とは…
——そもそも古川騎手はどのような経緯で矢作芳人厩舎所属になったのでしょう。
奈穂:元々乗馬未経験で、入学半年前から競馬学校に研修という形で入らせていただいていたんですけれど、その時に中山競馬場に行かせていただく研修があって、そこにたまたま矢作先生がいらっしゃったんです。
そこで初めてお会いしてお話させていただいて、紆余曲折を経て矢作厩舎に入らせていただくことになりました。
まなみ:先生同士が同期だった私とは違うパターンですね。
師匠・高橋康之調教師(左)と
——PN.づかさんから、「矢作先生や高橋康之先生の、実はここが可愛いというエピソードがあれば、教えて下さい」というメッセージをいただいております。
まなみ:高橋先生は…子どもっぽい?ヤンチャなところがあります。普段自分でボケて、自分でツッコんで、楽しそうです(笑)
奈穂:これ、使えます?(笑)
まなみ:先生面白いんですよね。"おぬし"って呼ばれたり。
奈穂:私もお世話になっていますが、優しくて面白い先生だなと思います。私も"おぬし"って呼ばれてるのかな?
まなみ:私は"おぬし"って呼ばれますけど、古川さんは"奈穂ちゃん"ですよね。私も今はまなみちゃんです。
奈穂:矢作先生の可愛いところは時々面白い服を着てくることですかね。面白いデザインというか。
まなみ:写真で見たことあります(笑)
奈穂:いいブランドのデザインで変わったキャラクターの服を着ていらっしゃったりします。クレヨンしんちゃんのシャツとか。取材の時とかもそうですし、ご自宅ではそういう面白いTシャツ着ていらっしゃいますね。
チャーミングな矢作芳人調教師(中)
——高橋康之先生はクレヨンしんちゃんのシャツを着たりはしないのでしょうか。
まなみ:先生はワンピースが好きですけど、あんまりないなぁ…。
奈穂:今、服のほうのワンピースかと思った(笑)
まなみ:マンガのほうです(笑)
——安心しました。PN.きらめさんから「競馬学校同期ということで付き合いも長いお2人だと思うのですが、お互いにこういう所はずっと変わらないなと思うところはありますでしょうか?」というご質問がありました。
まなみ:古川さんは全然変わらないですね。
奈穂:まなみちゃんも全然変わらないですね。競馬学校生の時の関係値のまま来ていると思います。
まなみ:いいことですよね?
奈穂:いいことだと思います。年齢を忘れそうになります、もうこんなに経ったんだって。
競馬は難しい…バスラットレオンとの思い出
——早くも6年目に突入しました。お互い、ここまでのジョッキー人生に点数をつけるならどのくらいか伺ってみたいです。
まなみ:…37点。
奈穂:37期生だから?
まなみ:そういうことにしましょう(笑)。なんか突然7という数字が頭の中に出てきた。
奈穂:絶対37期の話してたからでしょ(笑)。私は24点で。
まなみ:どっから出たんですか!そっちのほうが分からない(笑)
奈穂:12の倍数が結構好きで。
——なーるほど…とはならないです。
奈穂:そういう空気に持って行けたかなと思ったんですけどね(笑)
——デビュー前の想像と違った部分、思った以上に難しかった部分はどのあたりでしょうか。
まなみ:競馬は難しいです…。
奈穂:ね。すぐ痛感しましたね、ジョッキーになってから。勝つことが難しい。
まなみ:そう、勝てないですね。
奈穂:難しいことは分かってましたけど、実際にそこに身を置くとより感じるところです。
——これまで騎手として一番緊張した瞬間を伺ってみたいです。
まなみ:私はデビュー戦ですね。
奈穂:私は初勝利のレース(3月13日阪神6R、バスラットレオン)だったかな。本当に能力のある馬なのは分かっていたので、スタートを決めて普通に乗ってくれば勝てると思っていたんですけれど、その"普通に乗る"ということにプレッシャーを感じましたね。
バスラットレオンで挙げた初勝利
でも考えても、結局競馬の正解はレースをしてみないと分からないんで。私たちの時はデビュー戦もコロナで無観客だったんです。なのでまだ少しは落ち着いてレースに向かえたかなと思います。
——古川騎手はバスラットレオンで勝たれてから4週連続で勝利を挙げられました。その時の心境を伺いたいです。
奈穂:本当に馬のおかげで勝っていたなというのがあったので。その後ケガで休んだんですけれど、休んだ時は復帰した後またやっていけるかなという不安はありました。勝たせていただいていても思うように乗れなかったり…。勝てていてもプレッシャーはありました。
まなみ:古川さんは毎週勝たれていて凄いなと思いました。同期はザワ(小沢大仁騎手)もよく勝っていましたし、永野くんも勝っていて、同期がボンボン勝っていくんです。悔しさもありましたが、一緒に学校で過ごしていたみんななので、凄いなという尊敬のほうが大きかったです。
——今までの5年ほどで最も思い出深いレースはどれでしょう。
奈穂:バスラットレオンでJBCスプリント(24年11月、佐賀)に乗せていただいた時ですかね。引退レースということも分かっていて、オーナーさんや矢作先生、厩舎の方々のご理解があって乗せていただいたんです。
それまでにバスラットレオンは国内でも海外でも活躍していたので、最後手綱を任していただけるというのは凄くありがたかったです。
ガチガチになるという緊張ではなくて、最後この馬の能力を出し切れるような、悔いのない競馬がしたいなという思いでした。
まなみ:私はなんだろう…。アリスヴェリテのマーメイドSですかね。
奈穂:見ていて、重賞勝って凄いなぁと思いましたね。途中から「まなみちゃん、あるんじゃない…?」と思いながら見ていました。私も重賞を獲りたいなと思います。
※世界ナンバーワン!フォーエバーヤングの素顔とは…?仲良し同期対談第3回は2月27日金曜公開!
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始2年5か月、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール

永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。






