【厳選2歳馬リスト】G1奪取の『必勝パターン』関東馬10頭
2019/5/26(日)
来年のクラシックホースがこの中にいる!6月の第1週から来年のクラシックへ向けた2歳新馬戦がスタートする。2018-19シーズンは、以下のように夏までにデビューした馬たちが3歳春のG1、重賞でも好走した。
主な現3歳世代・有力馬のデビュー
馬名 | デビュー |
---|---|
サートゥルナーリア | 6月10日(1着) |
アドマイヤマーズ | 6月30日(1着) |
グランアレグリア | 6月3日(1着) |
ダノンファンタジー | 6月3日(2着) |
アドマイヤジャスタ | 6月24日(2着) |
ケイデンスコール | 6月30日(2着) |
カテドラル | 7月8日(1着) |
コントラチェック | 7月8日(2着) |
クラージュゲリエ | 7月29日(1着) |
ヴェロックス | 8月5日(1着) |
ロジャーバローズ | 8月18日(1着) |
クラシックや3歳春のG1を狙うためには、早い段階での賞金加算が不可欠。賞金を積んでおけば、余裕を持ったローテーションを組むことができる。競馬ラボでは、近年のトレンドになっている「早期入厩」「早期デビュー」にポイントを絞って、今年も「厳選2歳馬リスト」を公開。昨シーズンはサートゥルナーリア、グランアレグリア、ヴェロックスなどを取り上げた当コーナーで、POGも馬券も勝利をつかめ!
【関東馬編】
セントオブゴールド (牡、美浦・木村厩舎)
【編集部コメント】4月26日に美浦トレセンへ入厩。5月3日にゲート試験に合格した。全姉ショウナンパンドラという血統馬で、牧場でも評判が高い。夏以降のデビューを目指してノーザンF天栄で調整されている。
美浦トレセンで調整されるセントオブゴールド
クロスキー (牡、美浦・古賀慎厩舎)
【編集部コメント】兄姉にはフラワーCを制したコントラチェック、2018年の京王杯SCを制したムーンクエイクほか活躍馬がズラリと並ぶ超良血馬。5月15日に美浦トレセンへ入厩した。500キロ前後としっかりとした馬格の持ち主で、期待は高い。
マスターワーク (牝、美浦・鹿戸厩舎)
【編集部コメント】北海道での坂路調教でもペースアップを苦にすることなく、5月11日に美浦トレセンへ入厩。ゲート試験合格に向けて調整されている。半兄メートルダールは2歳から重賞戦線で活躍し、中距離で息の長い活躍を見せている。
トロワシャルム (牡、美浦・鹿戸厩舎)
【編集部コメント】母はオークス2着馬で、半姉トロワボヌールはダート交流重賞を3勝。2018年セレクトセールで4428万円で取引された。半兄フジマサエンペラーは2歳時に重賞で好走しており、早い時期からの活躍も期待できる。
セレクトセールで取引されたトロワシャルム
ディアコニア (牝、美浦・古賀慎厩舎)
【編集部コメント】5月15日に美浦トレセンへ入厩。半兄ドミナートゥスは3連勝でオープン入りした素質馬。馬体重は450キロ前後。全身を使ってバランスの良い走りができると評価されている。
スピッツェンバーグ (牡、美浦・武井亮厩舎)
【編集部コメント】5月10日に美浦トレセンへ入厩。母系はエアグルーヴの一族で、父ハービンジャー×母父キングカメハメハはブラストワンピース、モズカッチャンとG1馬を出している『黄金配合』だ。
クロワルース (牝、美浦・古賀慎厩舎)
【編集部コメント】5月生まれながら順調な成長曲線を描き、5月15日に美浦トレセンへ入厩。半兄グランシルク、ヴァンクールシルクと活躍馬が多い血統で、父がディープインパクトにかわって、さらに大舞台での活躍を狙う。
フロイデンベルク (牝、美浦・手塚厩舎)
【編集部コメント】5月2日に美浦トレセンへ入厩し、同9日にはゲート試験を合格した。坂路でも父の産駒らしくスピードある動きを見せており、厩舎の評価も上々。夏以降のデビューを目指す。
クローストゥミー (牡、美浦・木村厩舎)
【編集部コメント】半兄マチカネニホンバレ、サトノティターンなどダートでの活躍馬を多く輩出している牝系。2018年セレクトセールで3348万円の値がついた。リアルインパクト産駒は早期入厩馬が多く、POG期間中にコンスタントに稼いでくれそうだ。
セレクトセールで取引されたクローストゥミー
コバルトウィング (牡、美浦・萩原厩舎)
【編集部コメント】育成段階から評判が高く、5月2日に美浦トレセンへ入厩。ゲート試験をパスして現在はノーザンファーム天栄で調整されている。レパードS2着の全兄グリッターウイングのようにダートを主戦場に早期から活躍できそうだ。