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ナリタハリケーンが好位から終いも伸びて初戦勝ち
2011/12/13(火)
土曜阪神5R
2歳新馬
芝外1600m
勝ちタイム1.36.0
ナリタハリケーン(牡2、父キングカメハメハ・栗東・中尾厩舎)
※※ナリタハリケーンが好位から終いも伸びて緒戦勝ち。
やや混戦ムードの下馬評の新馬戦。パドックでもまたキャンターでも、特にアピールする馬がいなかった。でも終わってみれば、混戦の中を1番人気のナリタハリケーンが勝利している様に、大衆の支持は凄いものだと改めて思わせられる結果。1馬身半の差をつけてゴールをしたナリハタリケーン。先週の坂路51秒台で古馬に先着の動きと、素質だけで先頭でゴールした感じ。まだまだ磨けばの馬だろう・・・。
スタートで3頭ほどが出が悪いのとダッシュがつかないやらで後れをとった、バラっとしたスタート。そんな中で前に行った馬5頭のうち4頭が電光掲示板に乗った。最初はアンビホールドゥンとナリタハリケーン、そしてジプシーマイラブが並んで一番前に出た。
1ハロンぐらい行ってアンビホールドゥンが一番前に出て、ジプシーマイラブと落ち着いたと思ったら、外からフォースチャンスがスルスルっと前に出て逃げの手となった。ナリハタリケーンが4番手で収まる。
2ハロンを過ぎて、完全に先頭はフォースチャンスで2馬身ぐらい先を行く。遅い流れに外からカネトシアブニールが前へと上がって行く。中団の外めにギルトマスターが続くが、あまりいい行きっぷりでもない。
3ハロンを36.1で、後ろを2馬身離してフォースチャンスが行く。さらに1ハロンを行く間に、2番手グループにカネトシアブニールが並んで抜いて行く構えだ。その直後の内にナリタハリケーンが控えている。
カーヴを廻ってくる時には、もうカネトシアブニールがフォースチャンスに並んで抜いた感じである。外をギルトマスターも上がってきてはいるが、あまり勢いがない。真っ直ぐに馬体が見えだした時には、赤い勝負服のナリタハリケーンがカネトシアブニールの外へ出してきたのが見える。フォースチャンスの内にアンビホールドゥンが脚を伸ばしてきている。カネトシアブニールが追い出したが、やや内へもたれて鞍上が手綱を絞る。
その外を、ナリタハリケーンの池添Jがステッキを小出しに入れている。アンビホールドゥンがフォースチャンスを内から抜いて3番手に上がるが、前を捕える勢いではない。
ナリタハリケーンが真っ直ぐに走っているのに、半馬身遅れの内のカネトシアブニールがさらに内へもたれそうになっている。矯正して追う熊沢Jに応えてもう一度伸びるかと思ったが、勢いでナリタハリケーンが優っていた。
その2頭から少し離れてアンビホールドゥンが3着。フォースチャンスが4着で、5着の後ろから追い上げてきていたセングレンの脚がなかなか良かった。
1000メートルが1.00.8の逃げを展開したフォースチャンス。上がりの3ハロンは11.6~11.2と切れて、最後の1ハロンが12.4とややかかった。
もっともナリタハリケーンがおつり残しのフィニッシュの感じもしたから、もっと縮まったのかも知れない。
全体にユッタリな流れでの決着。前へ行けてなお終いもいい馬の決着となった模様。あまり訴えるものがなかった感じであった
日曜阪神4R
2歳新馬
ダ1400m
勝ちタイム1.27.7
モズギャラクシー(牡2、父プリサイスエンド・栗東・南井厩舎)
クロフネ産駒が3頭。そのうち2頭が芦毛。1番人気は外国産馬のシゲルパッション。しかしパドックではやや毛艶が今ひとつに見えたもの。好枠から先手を取ったモズギャラクシーが何とか逃げ切った。2着には直線でかなりいい脚を使ったカラヤン。今の阪神はけっこう時計がかかるので、新馬戦はこの時計でも悪くはないものだろう・・。
ゲートでタマモデザイアが大きくアオって出て後方に置かれる。ポンと出たのはキタサンウンリュー。パドックで大きいと思った馬だ。そして芝からダートに入ったあたりで、内からやっとダッシュついたモズギャラクシーが先頭を取って行く。2番手にキタサンウンリューが続くが、そう速い流れではない。3番手ウエスタンムサシ。4番手のインにシゲルパッションである。その後ろのクレバースカイがやや掛かり気味で行く。
先行集団が6頭。そこから少し離れた処にカラヤンで真ん中あたり。後方は出が悪かったタマモデザイアで、先頭からは相当な遅れである。
結局、先頭は馬体を並ばれずに4コーナーまで来る。2番手はキタサンウンリューで、外ウエスタンムサシと変わらずの位置。その後ろでシゲルパッションはもう追っている。
コーナーワークで先頭のモズギャラクシーはリードを保ったまま直線に入ってくる。ウエスタンムサシが2番手に上がって前を追うが、差が詰まらない。縮まらないままで残り1ハロンを切る。
むしろ後続のクレバースカイがジワジワと脚を伸ばしだしてくる。
ゴールが近づいて、先頭は再び離しだしたモズギャラクシー。2馬身ぐらい空いた、と、その瞬間にカラヤンが一気に伸びてきて、前との差がグーンと縮まる。だいぶ迫られたが、何とかモズギャラクシーがダートに入ってからは先頭を譲らずそのまま押し切った。
2着カラヤンの脚が目立っていた。4コーナーまで内目で脚を貯めて直線では外へ出しての追い上げ。なかなか見所のある競馬内容であった。
最後の1ハロンが13.8とやや掛かっている。だからこそカラヤンの脚だけが良かったものであり、他の馬は全部前へ行って流れ込んだ馬である。
1番人気のシゲルパッションは、ゴール前でも後ろからの馬に差されての8着と苦杯をなめたもの。平均に速くもなく遅くもないといった流れであり、国分兄弟が造ったペースで、まんまと先頭からそのまま押し切ったモズギャラクシー。鞍上の国分恭Jのステッキが11連発での勝利だった。
日曜阪神5R
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.11.5
ナムラメイビ(牝2、父アドマイヤマックス・栗東・目野厩舎)
芝で1.11.5と勝ち時も遅く、内容面でもやや低調に終わってしまった新馬戦であった。逃げたナムラメイビ、2着モンゴールドに3着ナムラダンサーと、内ラチ沿いを通った馬が直線も内目を伸びて、外からの追い上げをシャットアウト。35.7で逃げて35.8で上がると、前後半がほとんど一緒のペースを造っての逃げ切り。今度は国分優Jの勝利であった・・。
外のケリーダノビアの出が悪かった。内でモンゴールドが一番速いスタートで、内のナムラダンサーが続いていいスタート。しかし中からダッシュを利かせたコマノラブとナムラメイビの2頭だったが、外のナムラメイビが内を見ながら先手を取っていく。そして外からナデシコクリチャンが返し馬でもやや暴走気味だったが、実戦でもやや行きたがる格好で上がって2番手となる。鞍上が抑えても行きたがっている感じである。その後ろをモンゴールドが3番手。その後ナムラダンサーとコマノラブが馬体を並べて追走する。
2ハロンを過ぎたあたりで外のナデシコクリチャンが先頭に出たシーンもあったが、もう一度内からナムラメイビが出て行く。後ろに2馬身ぐらいの差をつけてカーヴへと入って行く。最後方にいたケリーダノビアが少し差を詰めて馬群の最後に取りつく。そしてカーヴを廻って直線に入ってきた。2番手のナデシコクリチャンがやや脚がなくなった感じで内を開けて、そこをモンゴールド、ナムラダンサーが入ってくる。直線の入り口では内を通った馬と外を廻った後続とでだいぶ差が出た。
内ラチ沿いを通ってきた先頭ナムラメイビ、2番手もモンゴールドで、その後ろナムラダンサーももう完全に3番手まで上がった。
残り300のオレンジ棒あたりでチラっと後ろを見た、先頭のナムラメイビの鞍上国分優J。残り200のハロンを通るあたりから追い出しにかかったが、かなり余裕の追い方だ。3,4発入れてのフィニッシュ。ラスト1ハロンは12.5ながら、まだ十分に余力があった模様だ。ラチ沿いを走った馬の1、2、3着決着で終わった。
今日の阪神新馬戦は、ダート芝ともに逃げ切り勝ち。国分兄弟の勝ちであった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
2歳新馬
芝外1600m
勝ちタイム1.36.0
ナリタハリケーン(牡2、父キングカメハメハ・栗東・中尾厩舎)
※※ナリタハリケーンが好位から終いも伸びて緒戦勝ち。
やや混戦ムードの下馬評の新馬戦。パドックでもまたキャンターでも、特にアピールする馬がいなかった。でも終わってみれば、混戦の中を1番人気のナリタハリケーンが勝利している様に、大衆の支持は凄いものだと改めて思わせられる結果。1馬身半の差をつけてゴールをしたナリハタリケーン。先週の坂路51秒台で古馬に先着の動きと、素質だけで先頭でゴールした感じ。まだまだ磨けばの馬だろう・・・。
スタートで3頭ほどが出が悪いのとダッシュがつかないやらで後れをとった、バラっとしたスタート。そんな中で前に行った馬5頭のうち4頭が電光掲示板に乗った。最初はアンビホールドゥンとナリタハリケーン、そしてジプシーマイラブが並んで一番前に出た。
1ハロンぐらい行ってアンビホールドゥンが一番前に出て、ジプシーマイラブと落ち着いたと思ったら、外からフォースチャンスがスルスルっと前に出て逃げの手となった。ナリハタリケーンが4番手で収まる。
2ハロンを過ぎて、完全に先頭はフォースチャンスで2馬身ぐらい先を行く。遅い流れに外からカネトシアブニールが前へと上がって行く。中団の外めにギルトマスターが続くが、あまりいい行きっぷりでもない。
3ハロンを36.1で、後ろを2馬身離してフォースチャンスが行く。さらに1ハロンを行く間に、2番手グループにカネトシアブニールが並んで抜いて行く構えだ。その直後の内にナリタハリケーンが控えている。
カーヴを廻ってくる時には、もうカネトシアブニールがフォースチャンスに並んで抜いた感じである。外をギルトマスターも上がってきてはいるが、あまり勢いがない。真っ直ぐに馬体が見えだした時には、赤い勝負服のナリタハリケーンがカネトシアブニールの外へ出してきたのが見える。フォースチャンスの内にアンビホールドゥンが脚を伸ばしてきている。カネトシアブニールが追い出したが、やや内へもたれて鞍上が手綱を絞る。
その外を、ナリタハリケーンの池添Jがステッキを小出しに入れている。アンビホールドゥンがフォースチャンスを内から抜いて3番手に上がるが、前を捕える勢いではない。
ナリタハリケーンが真っ直ぐに走っているのに、半馬身遅れの内のカネトシアブニールがさらに内へもたれそうになっている。矯正して追う熊沢Jに応えてもう一度伸びるかと思ったが、勢いでナリタハリケーンが優っていた。
その2頭から少し離れてアンビホールドゥンが3着。フォースチャンスが4着で、5着の後ろから追い上げてきていたセングレンの脚がなかなか良かった。
1000メートルが1.00.8の逃げを展開したフォースチャンス。上がりの3ハロンは11.6~11.2と切れて、最後の1ハロンが12.4とややかかった。
もっともナリタハリケーンがおつり残しのフィニッシュの感じもしたから、もっと縮まったのかも知れない。
全体にユッタリな流れでの決着。前へ行けてなお終いもいい馬の決着となった模様。あまり訴えるものがなかった感じであった
日曜阪神4R
2歳新馬
ダ1400m
勝ちタイム1.27.7
モズギャラクシー(牡2、父プリサイスエンド・栗東・南井厩舎)
クロフネ産駒が3頭。そのうち2頭が芦毛。1番人気は外国産馬のシゲルパッション。しかしパドックではやや毛艶が今ひとつに見えたもの。好枠から先手を取ったモズギャラクシーが何とか逃げ切った。2着には直線でかなりいい脚を使ったカラヤン。今の阪神はけっこう時計がかかるので、新馬戦はこの時計でも悪くはないものだろう・・。
ゲートでタマモデザイアが大きくアオって出て後方に置かれる。ポンと出たのはキタサンウンリュー。パドックで大きいと思った馬だ。そして芝からダートに入ったあたりで、内からやっとダッシュついたモズギャラクシーが先頭を取って行く。2番手にキタサンウンリューが続くが、そう速い流れではない。3番手ウエスタンムサシ。4番手のインにシゲルパッションである。その後ろのクレバースカイがやや掛かり気味で行く。
先行集団が6頭。そこから少し離れた処にカラヤンで真ん中あたり。後方は出が悪かったタマモデザイアで、先頭からは相当な遅れである。
結局、先頭は馬体を並ばれずに4コーナーまで来る。2番手はキタサンウンリューで、外ウエスタンムサシと変わらずの位置。その後ろでシゲルパッションはもう追っている。
コーナーワークで先頭のモズギャラクシーはリードを保ったまま直線に入ってくる。ウエスタンムサシが2番手に上がって前を追うが、差が詰まらない。縮まらないままで残り1ハロンを切る。
むしろ後続のクレバースカイがジワジワと脚を伸ばしだしてくる。
ゴールが近づいて、先頭は再び離しだしたモズギャラクシー。2馬身ぐらい空いた、と、その瞬間にカラヤンが一気に伸びてきて、前との差がグーンと縮まる。だいぶ迫られたが、何とかモズギャラクシーがダートに入ってからは先頭を譲らずそのまま押し切った。
2着カラヤンの脚が目立っていた。4コーナーまで内目で脚を貯めて直線では外へ出しての追い上げ。なかなか見所のある競馬内容であった。
最後の1ハロンが13.8とやや掛かっている。だからこそカラヤンの脚だけが良かったものであり、他の馬は全部前へ行って流れ込んだ馬である。
1番人気のシゲルパッションは、ゴール前でも後ろからの馬に差されての8着と苦杯をなめたもの。平均に速くもなく遅くもないといった流れであり、国分兄弟が造ったペースで、まんまと先頭からそのまま押し切ったモズギャラクシー。鞍上の国分恭Jのステッキが11連発での勝利だった。
日曜阪神5R
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.11.5
ナムラメイビ(牝2、父アドマイヤマックス・栗東・目野厩舎)
芝で1.11.5と勝ち時も遅く、内容面でもやや低調に終わってしまった新馬戦であった。逃げたナムラメイビ、2着モンゴールドに3着ナムラダンサーと、内ラチ沿いを通った馬が直線も内目を伸びて、外からの追い上げをシャットアウト。35.7で逃げて35.8で上がると、前後半がほとんど一緒のペースを造っての逃げ切り。今度は国分優Jの勝利であった・・。
外のケリーダノビアの出が悪かった。内でモンゴールドが一番速いスタートで、内のナムラダンサーが続いていいスタート。しかし中からダッシュを利かせたコマノラブとナムラメイビの2頭だったが、外のナムラメイビが内を見ながら先手を取っていく。そして外からナデシコクリチャンが返し馬でもやや暴走気味だったが、実戦でもやや行きたがる格好で上がって2番手となる。鞍上が抑えても行きたがっている感じである。その後ろをモンゴールドが3番手。その後ナムラダンサーとコマノラブが馬体を並べて追走する。
2ハロンを過ぎたあたりで外のナデシコクリチャンが先頭に出たシーンもあったが、もう一度内からナムラメイビが出て行く。後ろに2馬身ぐらいの差をつけてカーヴへと入って行く。最後方にいたケリーダノビアが少し差を詰めて馬群の最後に取りつく。そしてカーヴを廻って直線に入ってきた。2番手のナデシコクリチャンがやや脚がなくなった感じで内を開けて、そこをモンゴールド、ナムラダンサーが入ってくる。直線の入り口では内を通った馬と外を廻った後続とでだいぶ差が出た。
内ラチ沿いを通ってきた先頭ナムラメイビ、2番手もモンゴールドで、その後ろナムラダンサーももう完全に3番手まで上がった。
残り300のオレンジ棒あたりでチラっと後ろを見た、先頭のナムラメイビの鞍上国分優J。残り200のハロンを通るあたりから追い出しにかかったが、かなり余裕の追い方だ。3,4発入れてのフィニッシュ。ラスト1ハロンは12.5ながら、まだ十分に余力があった模様だ。ラチ沿いを走った馬の1、2、3着決着で終わった。
今日の阪神新馬戦は、ダート芝ともに逃げ切り勝ち。国分兄弟の勝ちであった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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