ハランデールが今年の新馬戦初陣を決める!!

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トピックス

土曜京都6R
3歳新馬
芝2000m
勝ちタイム2.07.2

ハランデール(牡3、父ホーリング・栗東・池江厩舎)

※※ハランデールが今年の新馬戦初陣を決める!!

ディープインパクトの子供が2頭出ていたが、1番人気はハーツクライ産駒のアドマイヤバラード。パドックは北風で寒すぎる程だが、馬場に向いたスタンドはけっこう日差しが温かい。そんな陽光の中での新馬戦は、好位の3番手から池江厩舎のハランデールが直線も後続の伸びを抑えてデビュー勝ちを収めた。ディープインパクト産駒のカナロアが2着。1番人気アドマイヤバラードもいい脚で猛追したが届かずの3着であった・・・。

スタンド前からのスタート。中からジワっとトウカイプライドクロスミッション、内からマウンツエンジェルが前へと出て行く。最後方がカナロアで最初のカーヴを廻っていく。クロスミッションが一番前へ出て2コーナーを過ぎるがもうユッタリな流れ、14.0と遅いラップとなっている。その流れで前へと上がってきたのがハランデール。トウカイプライドの外3番手へつける。
向こう正面でもその遅い流れは当然に続く。馬群の真ん中をエキストラエンドでその後ろをアドマイヤバラードが続き、カナロアも少し順位を上げていた。

3コーナーに入って行く1000メートル通過が1.06.2だ。そこらあたりからペースが速くなったのだろう、カナロアがステッキを入れられているのが見えた。1頭エヴァンバローズが後方へ置かれる。そのまま馬群はグッと詰まって4コーナーへと入ってきた。
直線に入って先頭に出たのはハランデール。スッといい反応をみせてゴールを目指して伸びて行く。
外へ出したのがアドマイヤバラード。アッと言う間に前との差を詰めて伸びていく。馬の中を、カナロアが鞍上の和田Jのステッキがかなり入れられて伸びを加速してハランデールに迫って行く。

ハランデールがクビ差残して、今年最初の新馬戦の勝ち名乗りをあげた。2着はカナロア。アドマイヤバラードも凄い脚で迫ったが頭差届かず。その後の半馬身差にエキストラエンド。前へ行っていたトウカイプライドが5着に粘っていた。
パトロールビデオを見ると、カナロアが3コーナーからゴールまでの間に入ったステッキを数えてみたら何と34発であった。ディープインパクト産駒でこれだけズブイ馬もあまり見ない。渋い馬だが、使った脚はメンバー中最速で33・9。ハランデールは538キロの巨体の持ち主だが、なかなか素軽い動きの馬である。池江厩舎の3歳勢もまだ勝ち星は4頭目。これからどんどんと好素材の馬が出てくるものであろう。今年も目が離せない厩舎であるのは間違いなさそうだ。


平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。