【日経新春杯】「前走は道悪」ビートブラック初重賞制覇へ

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12日、日曜京都11レース・日経新春杯(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走、ステイヤーズSで11着のビートブラック(牡5、栗東・中村厩舎)は、ポリトラックコースで6F77.6-61.8-48.7-36.3-11.6でフィニッシュ。元来、特にコース追いでは攻め駆けするタイプだが、好時計で駆け抜けた。

「前走後は短期放牧に出ましたが、育成場の大山ヒルズでかなり乗っていただいたので、帰厩後から体つきも仕上がっているような状態でした。
最終追い切りでは雪が昨晩から降って、坂路コースは荒れていたので、ポリコースに切り替えました。6Fから単走で終い一杯に追いましたが、いいキレをみせたので、十分だと思いますし、かなりいい状態で臨めそうです」とは管理する中村均調教師

前走のステイヤーズSは1番人気に推されながらも11着。3歳時には菊花賞でも3着に好走したようにマラソンレースは得意としているが、終始、後手後手の競馬。終わってみれば、先頭集団に姿をみせることなく惨敗してしまった。

「かなり人気を集めましたが、全くの惨敗に終わってしまいましたね。馬場が悪かったにせよ、もうちょっと走ってくれると思っていたので、我々もガッカリしました。
過去の実績を振り返っても、道悪で一度勝っていて、道悪が巧いと思っていたのですが、安藤ジョッキーに聞くと『道悪がよくなかったんじゃないか』ということで、それが敗因だったんじゃないかと思います」

ただし、前走然り、これまでに重賞には8度挑戦して、昨秋の京都大賞典での2着が最高と、惜しい競馬が続いている。近走では常に上位人気に支持されているだけに、そろそろ初タイトルが欲しいところだが、日経新春杯といえば、昨年は、テンの3Fをハナに立ち34.2秒で通過。自滅する形で終わってしまったレースだ。

「昨年は千四のペースを上回るようなハイペースだったので、流石に止まってしまいましたけれども、自分のレースをすれば、きっちりいいレースをしてくれると思います。
今回は無冠にして、この負担重量(57キロ)。かなり実力を見込まれた感じがしますが、これからG1に向かう以上はタイトルを獲りたいですね」と悲願の重賞制覇へ向けて、師は力を込める。