【中山牝馬S】レディアルバローザ「ヴィクトリアへ」

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2012年3月11日(日)、2回中山6日目11Rで第30回中山牝馬ステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、福永 祐一騎手騎乗の8番人気・レディアルバローザが優勝。勝ちタイムは1.50.6(重)。

ここ一連とは一転して、序盤から先手を奪い“逃げの手”を打ったレディアルバローザ。
人気を集めていたホエールキャプチャも程なく2番手にマークしてきたが、終始、ハナをキープすると、追いすがる後続を直線で突き放し、見事、逃げ切り勝ちを決めた。

昨年、阪神競馬場で行われた本レースでは“差し”で制したが、陣営の読みがピタリとハマる奇襲策での“逃げの手”に陣営は 「馬場が悪かったので、外枠があたって、どうしようかと考えていましたが、トレーナーからはスタートが決まれば、前目で競馬をしてほしいと言われていた」(福永騎手)。
「馬場が悪いからか、朝からレースを観ていても、前に行っていた馬が残っている印象があったので、ジョッキーとも相談して、逃げる形を考えていました」(笹田調教師)と納得の表情。

昨年はこのレースを制し、ヴィクトリアマイルでもアパパネ、ブエナビスタらにあわやのシーンをみせるパフォーマンスで3着。
更なる飛躍が期待された下半期シーズンだったが、状態の悪さが尾を引くように成績は下降線。 ここへ来て復調気配みせていたこともあったが、昨年とは“コース・馬場状態・レース展開”も全く異なる条件下での連覇達成は地力の証といえる。

「前で競馬をしてもムキになることなく辛抱して走ってくれました。馬場が馬場だけに手応えは良くありませんでしたが、最後まで頑張ってくれましたよ。この時期も良いようですし、今日は裏技みたいな勝ち方だったけれど、本来は正攻法の競馬も出来る馬です」と福永騎手。

勿論、目指すは上半期シーズンの女王決定戦である5月13日のヴィクトリアマイル(GI)。レディアルバローザがこれ以上ない結果を手に、主役候補へ名乗りを挙げた。

笹田和秀調教師のコメント
「福永騎手はいいタイミングで乗ってもらっていますが、この馬のことをわかってくれていますし、決して道悪は上手じゃない馬。馬場のいいところを上手く選んで走らせてくれましたね。
状態に問題がなければ、次はヴィクトリアマイルに直行したい。ここのところ、人気は落としていましたが、気を引き締めて臨みたいですね」

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撮影:小野田学(競馬ラボ)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。