【NHKマイルC】カレンブラックヒル「トータルのバランスがいい」

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2日(水)、栗東トレセンで行われたカレンブラックヒル(牡3、栗東・平田厩舎)を管理する平田修調教師NHKマイルC(G1)共同会見は以下の通り。

-:まずは前走のトライアル、ニュージーランドTのレースぶりから改めて振り返ってください。

平:そうですね。中山、遠征競馬は初めてで色々な課題があったのですが、クリアしてくれて、思った以上の勝ち方だったと思います。

-:これで3戦3勝としました。この3戦、全体をとおして振り返っていただきますといかがですか。

平:競馬を使う前は、ゲートがあまりおとなしい馬ではないのでそこに大分力を入れたのですが、新馬からゲートは割と問題なくこなしてくれて、逃げて勝ったり、抑えて勝ったり、色々な経験をしながらいい感じてここまで来れたと思います。

-:先生が思い描いているとおりに成長してきている、過程を踏んでいるということでしょうか。

平:そういうことですね。僕が思っていたとおりというよりも、思っていた以上に結果を残してくれていると思います。

-:この馬の良さはどんなところにあると感じますか。

平:センスがいいですよね。スピードがあって。ずっとマイルしか使っていないのですが、ちょっとくらい距離が延びても大丈夫なスタミナも持っているように思います。トータルのバランスがいい馬だと思います。

-:先ほど、秋山騎手も操縦性が高くて信頼しているという話をされていたのですが、先生もそのようなところは感じられますか。

平:誰でも乗れるという馬ではないので、秋山君が上手く乗ってくれてるなというのはずっと思っています。

-:3戦3勝としたトライアルからこの本番、NHKマイルCまで中間の調整はどのような形にされたのですか。

平:あの競馬から中3週なので、レースが終わった後は疲れをとることに専念しましたが、思っていたよりもダメージがなくいい感じで過ごせたと思います。追い切りも先週軽くやって今週そこそこやるという予定どおりで来ましたので、ここまではすこぶる順調です。

-:今日の最終追い切りはCWコースで、どんなところに主を置かれたのですか。

平:あんまり細かいことは秋山君に言っていないのですが、坂路でやるよりもCWのほうがあの馬は落ち着いて走れるので、前に併せ馬を置いておいて、それを見ながらいいタイミングでサッと最後伸ばすというイメージでやってもらいました。思いどおりの調教ができました。

-:となりますと、仕上がりとしては申し分なく。

平:今のところ申し分ないです。

-:さて、有力馬として迎える本番なのですが、輸送は先ほどクリアしてくれたという話がありましたが、東京コース、左回り、初めてになります。こちらいかがでしょうか。

平:初めての競馬場なので、全く心配してないということはありませんが、中山でも初めての経験だったことをクリアしてくれたことを考えると、そんなに心配しなくてもいいのかなと。左回りについても、毎週CWに日曜日入れている(左回り)ので、それも心配しなくていいのかなと思っています。

-:現状であまり気にするところはないというふうにも思えてくるのですが、敢えて気になるところを挙げていただくとすれば、どのようなところになるのですか。

平:今は厩舎スタッフ、秋山君等がうまく調教してくれているので気の悪いところを出していないのですが、結構テンションが上がりやすいところがある馬なんですよ。競馬も4回目なので、そろそろ精神的にもきつくなり始めるころというのがあるので、そこだけですね。当日落ち着いていてくれればいいなと。

-:これまでのレースを見ていますと、あまりそういったところは感じなかったのですが、そのあたりは秋山騎手を含めスタッフの皆さんの努力の成果といったところなのですかね。

平:うまくなだめながらやってくれています。一歩間違えればという部分を持っている馬なので、そこはちょっと心配ですね。

-:3戦無敗、負けていないというところに非常に今回、そしてこの先も含めて魅力を感じるのですが、先生の中で可能性というのはどのくらい感じられているのですか。

平:連勝する馬というのは結構いるのですが、3連勝というのはなかなか難しいことで、できれば負けないで行きたいと思っています。ここまではマイル路線で来ましたけれど、これ以降はどういう方向性になるかというのはオーナーと相談してということになるので、そういうことも含めて一戦一戦、全力投球で行きたいと思っています。

-:この先は僚馬グランデッツァとの対決もあるのではないですか?

平:どっちも順調に行ってくれれば、どこかであたることもあるのではないかと思います。

-:改めて、有力馬でNHKマイルCに臨む心境を教えてください。

平:このようなことはそうそうあることではないので、緊張の中にもワクワク感を持って毎日過ごしています。僕も秋山君もまだG1を勝っていないので、できればこの馬でとは思っています。