外を回ったヒカルペガサスが差し切り勝ち…中山新馬

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12年12月9日(日)、5回中山4日目6Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の3番人気・ヒカルペガサスが優勝。勝ちタイムは1.38.4(良)。

2着にはクビ差で1番人気・オーバーザトップ(牡2、美浦・久保田厩舎)、3着には11番人気・チョコタクン(牡2、美浦・畠山吉厩舎)が続いて入線した。

勝ったヒカルペガサスは母の産駒では初の勝ち上がり。管理する戸田厩舎は世代2頭目の勝ち上がり。新馬勝ちはこれが初となる。馬主は高橋 京子氏、生産者は登別の青藍牧場。馬名の意味由来は「冠名+ギリシャ神話に登場する天馬」。

1着 ヒカルペガサス(蛯名騎手)
「フットワークがいい馬。素質は確か。ただ、まだトモが緩いよ。それに、気持ちが子供っぽい。ゲートをポンと出たが、ブレーキをかけようとした。だからゆっくり構えたんだ。加速に乗ればスムーズだったし、追い出してふらふらしながらも差し切ってしまった。体がしっかりし、精神面のコントロールが取れれば、上でもやれる器だね」

(戸田博文調教師)
「走りますね。普段うるさいので、なだめられるかがポイントと見ていましたが、競馬では難しさを見せませんでした。いい競馬ができ、先につながります。気性的な部分が鍵となるでしょうが、母父がトニービンですし、距離はもっとあっても対応できると思います」

3着 チョコタクン(江田照騎手)
「まだ遊びながら走っている。終いはいい脚を使ったし、能力が高いよ」

10着 タケショウナデシコ(松岡騎手)
「直線で苦しくなった。短いところがいい」

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ヒカルペガサス
(牡2、美浦・戸田厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ヒカルウェイブ
母父:トニービン



写真:武田明彦

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